村上宗隆の11号で早くも市場価格が440億円以上になると予想され「今夏トレード案」が浮上もビジネス的損失が考えられ”弱小”Wソックスを悩ませる
2年後の大型契約ゲット邁進しているが、資金力のないホワイトソックスは過去に大型の長期契約を結んだことがない。最大の契約はアンドリュー・ベニンテンディと結んだ5年7500万ドル(約119億2500万円)で、「もし村上が現在のパフォーマンスを維持すれば、新たな長期契約では、その倍以上を要求しても不思議ではない」と、同サイトは伝えた。
つまりこのままの活躍をキープできれば、5年440億円以上の契約を勝ち取れるというのだが、同サイトは「大型契約を球団が結ぶことはこれまでの方針から考えにくい」と否定した。
ホワイトソックスは現在オーナーが変更途中という状況にあり、「球団が流動的な状況にある中で大型契約に踏み切る可能性は低い」とし、「三振の多い一塁手は、村上ほど魅力的であってもリスクの高い賭けだ。契約が不良資産化すれば、再建を終えようとするチームの足かせになりかねない」と付け加えた。
そこで浮上してきたのが今夏のトレードプランだ。
「再建中のチームが保有期間の短い魅力的な選手を持っている場合、将来の戦力となる若手や有望株と交換するためにトレードするのが一般的だ。今夏に村上をトレードすれば、来年よりも高い見返りを得られるだろう。獲得球団はプレーオフ争いを2回分(今年と来年)見据えて村上を使えるためその分価値と対価は上がる」
ただ村上の場合、簡単にトレードに踏み切れない複雑な事情があるという。
「日本人スター選手を獲得する場合、ビジネス面の魅力が大きい。フィールド上の貢献に加え、日本での視聴率やグッズ売上の増加が期待できる。好スタートを切っていることから、米国側でも収益増に寄与している可能性がある」
実際、副社長が来日して日本のスポンサーやマーケットなどへの働きかけを行っている。同サイトは「今夏のトレードは価値最大化の好機だが、同時に収益減少やファンの不満を招く可能性が高い。また将来的に日本人選手との交渉にも影響するかもしれない。契約後にすぐトレードされる可能性のある球団を好まない選手もいるだろう」とも指摘した。
トレードを封印すれば収益は維持でき、さらに2027年の戦力を見極めることもできる。来年にトレードしても一定の見返りは得られる。そのまま保有し続ければクオリファイング・オファーを提示し他球団移籍時にドラフト指名権を得ることも可能だ。
「ただしその指名権よりもトレードの方が魅力的なリターンを得られる可能性は高い。また来夏までにケガや成績低下で価値が下がるリスクもある」という。
つまり「今夏のトレードは大きな見返りを得られるが、ビジネス面での損失が伴う。オフシーズンや来年の期限まで保有する、あるいは2027年まで維持する選択は、短期的には有利でも長期的な戦力面では不利になる可能性がある」というのだ。
果たしてホワイトソックスはどんな決断を下すのか。

