• HOME
  • 記事
  • サッカー
  • サッカーW杯を北朝鮮が無許可で“海賊放送”の疑惑が浮上…海外メディア報道
北朝鮮の朝鮮中央テレビがサッカーW杯を無許可で海賊放送している疑惑が浮上(写真はイメージ・AP/アフロ)
北朝鮮の朝鮮中央テレビがサッカーW杯を無許可で海賊放送している疑惑が浮上(写真はイメージ・AP/アフロ)

サッカーW杯を北朝鮮が無許可で“海賊放送”の疑惑が浮上…海外メディア報道

 北朝鮮は今大会の出場権は逃したが国内でのサッカー人気は高く「ソウル新聞」によると、実は、北朝鮮は2023年7月にオーストラリアとニュージーランドで開催された女子W杯の試合も無許可で“海賊放送”していた疑いで大問題に発展していたという。
 当時FIFAは、再発防止を求める警告文を、朝鮮中央放送を統括する朝鮮中央放送委員会(KRT)に送付した。
 その後FIFAは、韓国の放送局とW杯の放映権に関する交渉を行う際、いわゆる「朝鮮半島放映権契約」を採用しないことを決定した。
「朝鮮半島放映権契約」とは2022年のW杯カタール大会に採用された契約方式で、FIFAがW杯のテレビ・配信放映権を韓国の放送局や代理店に販売する際に、韓国と北朝鮮をひとつの市場(朝鮮半島全体)として扱い、まとめて契約する形態で、その契約には北朝鮮での放映権も含まれていた。権利を取得した韓国の放送局は、人道的観点からFIFAに北朝鮮向けの放映権を譲渡した。その後、北朝鮮は、FIFAと協議を行い、前大会のW杯カタール大会は、朝鮮中央テレビが一部を録画、編集して国内で放送していた。
 だが、2023年の女子W杯以降に事情が変わり、今大会の韓国での放映権は、韓国のJTBC(中央東洋放送)が取得したが、北朝鮮向きの権利は含まないことで合意しているという。つまり北朝鮮は、独自にFIFAと協議し、放映権を得ねばならなくなっているようなのだ。
 韓国内では、今大会をJIBCとKBS(韓国放送公社)が中継しているが、北朝鮮の朝鮮中央テレビの放送は、無許可である可能性が極めて高いという疑惑が浮上した。
「放映権がないのにワールドカップを放送…北朝鮮に再び“海賊放送”疑惑」との見出しを取って報じた「韓国日報」によると、この疑惑に関して、FIFAと北朝鮮当局は18日時点で公式な立場を表明していないという。

関連記事一覧