• HOME
  • 記事
  • サッカー
  • ACミランが上田綺世にオファーか…チュニジア戦の2ゴールで欧州市場の評価が“爆アガリ”…「すでにプレミアとブンデスクラブがアプローチ」の報道も
チュニジア戦で2発を決めた上田綺世の欧州市場評価が急浮上した(写真:MEXSPORT/アフロ)
チュニジア戦で2発を決めた上田綺世の欧州市場評価が急浮上した(写真:MEXSPORT/アフロ)

ACミランが上田綺世にオファーか…チュニジア戦の2ゴールで欧州市場の評価が“爆アガリ”…「すでにプレミアとブンデスクラブがアプローチ」の報道も

 MF伊東純也(ゲンク)とのワンツーで抜け出し、右ポケットを突いたボランチ佐野海舟(マインツ)が上げた緩やかなクロスにファーで、なおかつ滞空時間が非常に長いジャンプで反応。しっかりと頭をヒットさせたシュートは山なりの軌道を描きながら、相手キーパーと2人のDFの頭上を超えてゴール右隅へ吸い込まれた。
 前半31分の目が覚めるようなミドルシュートをゴール左隅へ叩き込み、W杯出場3試合目で待望の初ゴールをマークしていた上田は、後半24分に伊東が決めた日本代表のW杯最年長ゴールも巧みなフリックパスでアシストした。
文句なしのマン・オブ・ザ・マッチに輝いた上田を、オランダの著名ジャーナリストで、テレビ解説者としても活躍するヴァレンタイン・ドリーセン氏も、出演したポッドキャスト『Kick-off Oranje』で称賛している。
「上田がヘディングで決めた2点目は特に素晴らしかった。チュニジアのDFたちの対応にも問題があったが、ものすごく長く感じられた滞空時間には本当に驚かされた。ゴールこそサイドネットへ外してしまったが、オランダ戦の前半終了間際には、キャプテンのDFフィルジル・ファン・ダイクを巧みな体の動きと切り返しで完全に振り切って強烈なシュートを放った。あの一連の動きも素晴らしいものだった」
 オランダメディアの『Voetbal International』によれば、チュニジア戦で2点目を決めた上田の最高到達点は250cmで、この時点において今大会で最高記録だった。同メディアは上田のストロングポイントだと称賛している。
「身長182cmと特に高くはない上田は、特筆すべきジャンプ力で上背を補っている。実際、上田は今シーズンのリーグ戦25ゴールのうち9つを頭で決めている。欧州全体を見渡しても、これほどヘディングゴールを挙げた選手はいない」
 W杯の大舞台でも空中戦の強さを発揮した上田は、実力で自身に対する評価をさらに高めた。しかし、5大リーグへ待望のステップアップを果たすには大きな壁が存在する。前出の『SPORTSBOOM』は次のように伝えていた。
「上田は2023年夏にベルギーのサークル・ブルッヘから、800万ユーロ(約14億7600万円)の移籍金でフェイエノールトへ移籍した。2028年6月末まで契約を結んでいる上田を、フェイエノールトの幹部と首脳陣は絶対的な戦力と位置づけていて、移籍に関しては3000万ユーロ(約55億3500万円)から3500万ユーロ(約64億5750万円)の間のオファーで初めて交渉を開始する方針を決めている。フェイエノールトの売却モデルはよく知られていて、決して売り急ごうとはしない。そして、3000万ユーロから3500万ユーロという設定を満たすクラブを探すのは容易ではない」
 上田はチュニジア戦後に自身のインスタグラムを更新。待望のW杯初ゴールを決めた喜びを表すとともに、今後へ向けて決意を新たにしている。
「応援ありがとうございました!素晴らしい雰囲気そして歓声。自分にとって特別な瞬間になりました。次も勝ってまた次に繋げます」
 25日(日本時間26日)のスウェーデン代表とのグループステージ最終節と、その後に続くノックアウトステージの戦いへ。フォア・ザ・チームの精神を誰よりも力強く脈打たせる上田が、森保ジャパンを勝利に導くゴールを決めるたびに、自身の市場価値も最大3500万ユーロの設定ラインへ向けて高まっていく。

関連記事一覧