名門リバプールが久保建英と佐野海舟に興味…移籍金は約111億円になる可能性も…英メディア報道
W杯北中米大会のブラジル代表戦で先制ゴールを決めるなど、出色のパフォーマンスを見せた日本代表MF佐野海舟(25、マインツ)が、今夏にプレミアリーグの名門リバプールへ移籍する可能性が急浮上したと英国メディア『CAUGHT OFFSIDE』が報じた。マインツと2028年6月末まで契約を結ぶ佐野の獲得には、日本人選手で史上最高額となる6000万ユーロ(約110億円7000万円)の違約金が必要とされるが、「期待が高まっている」と伝えた。また別の英国メディア『Wilson Cox LFC』はリバプールがMF久保建英(25、レアル・ソシエダ)にも興味を示していると報じた。
W杯活躍で欧州での市場価値がアップ
W杯での大活躍が佐野の価値をさらに高めた。
優勝を合言葉に挑んだ日本の北中米大会は、ブラジルに逆転負けを喫したラウンド32で無念の終焉を迎えた。しかし、世界が注目した一戦で前半29分に先制ゴールを決めた佐野の名前は、ピッチ中央でのパスカットからドリブルで突き進み、ペナルティーエリアの外からフィニッシュした鮮烈な軌跡とともに歴史に刻まれた。
25歳という年齢も相まって、当然ながら今夏の移籍市場で名前が取り沙汰される。国際親善試合でイングランド代表から初勝利を挙げた今年3月の時点で、ブレントフォードとボーンマスのプレミアリーグ勢が挙がっていた佐野の新天地候補に、ビッグクラブの名門リバプールも加わる可能性が急浮上した。
英国メディアの『CAUGHT OFFSIDE』は「25歳のスター選手の移籍方針が明らかになり、リバプールの期待が高まっている」と次のように伝えた。
「マインツでブンデスリーガのトップ級の活躍を演じてきた佐野は、日本代表としても今回のW杯で素晴らしい成績を残した。必然的に25歳の守備的MFは今夏にマインツを離れる可能性が高くなった。そしてマインツは適正な価格が提示されれば、主軸を担う佐野の売却に関して前向きな姿勢を見せている」
2028年6月末までマインツと契約を結ぶ佐野の違約金は、日本人選手で史上最高額の6000万ユーロ(約110億7000万円)とされている。これまでの最高額は、2019年2月にポルティモネンセ(ポルトガル)からアル・ドゥハイル(カタール)へ移籍した中島翔哉の3500万ユーロ(約64億6000万円)だった。
鳥取県の強豪・米子北高校から当時J2のFC町田ゼルビア、さらにJ1の鹿島アントラーズを経て、2024年7月にマインツへ佐野が移籍した際に鹿島へ支払われた違約金は250万ユーロ(約4億6000万円)だった。マインツでのパフォーマンスを介して、佐野は2シーズンで自らの価値を24倍に高騰させた計算になる。
その上でW杯でも脚光を浴びた佐野の新天地に関して、同メディアは「質の高い守備的MFを求めるリバプールが候補に挙がった」と断言。さらにこう続けた。
「マインツが適正価格で彼の退団を認めるという事実は、彼を獲得したいクラブにとって朗報となる。佐野の加入はリバプールの創造的な選手たちがさらに自由にプレーできる状況を生み出す。プレミアリーグで世界のトップ選手たちと対戦する機会を得る移籍は、佐野のキャリアでも非常に大きなステップアップとなる」
同メディアはさらに、2024年8月からマインツのスポーツディレクターを務めるニコ・ブンガート氏の方針も伝えている。
「ブンデスリーガのトップクラスの選手がプレミアリーグへ移籍するのは近年の自然な流れであり、現時点ですべての門戸が開いている。我々の大きな強みは佐野とまだ長期の契約を結んでいる点だ。つまり売り急ぐ必要がないから、プレッシャーもまったく感じていない。我々が望むオファーが来れば検討するし、彼の市場価値に見合わないと判断すれば来シーズンもプレーする可能性もある」

