アルゼンチンの陰謀論再燃?!「理解できない。ルールに試合を壊され審判のミスで敗退させられた」スイス監督が「選手の取り間違い」レッドカードに激怒…英紙は「12人が10人を下した」
前出の「オレ」も「この判定の変更は『どの選手がファウルを犯したか』を取り違えたのではなく、ファウルそのものを誤認していたから問題を難しくしている。つまり、主審はシミュレーションにだまされ、その判定を信じてしまった」と指摘した。
サッカー競技規則を審査・承認する機関であるIFABは「その反則がゴールにつながる攻撃、PK、または一発退場の場面ではない限り、VARは、その反則自体を見直すことはできない」と定めているからだ。
英「ザ・サン」も「12人のアルゼンチンが、10人となったスイスを下し、メッシのW杯での戦いをつないだ…そしてイングランドとの激突を実現させた」との見出しを取り「少なくとも陰謀論者たちはそう主張することになるだろう」と伝えた。
今大会ではSNSで「審判団はアルゼンチンンを特別扱いしているのでは?」の陰謀論が渦巻いている。
決勝トーナメントの2回戦では、疑惑の残る判定でゴールを取り消されたエジプトのアッサン・ハッサム監督が「不当な判定だ。おそらく彼らは現W杯王者を大会に残したかったのだろう。サッカーには技術的な要素を超えた外部要因が存在することがある。アルゼンチンはあらゆるレベルで特別待遇を受けていた」と激怒。
スイス戦前の会見では、アルゼンチンのリオネル・スカローニ監督が、その陰謀論に関して「SNSで特に大きくなっている現象で、“アルゼンチンが審判に特別待遇を受けている”ということは存在しません。これだけのテクノロジーがある時代にそれは不可能です」と否定したほどだった。
同メディアは「新ルールに照らせば、おそらく正しい判定だったのだろう。しかしそれでもどこか釈然としないものが残る判定だった」と問題提起。
「スイスの同点ゴールが決まるまでは比較的静かな試合だっただけに、この出来事は奇妙であり、劇的でもあった」と付け加えた。
また前出の英「ガーディアン」も、こう問題提起している。
「パラグアイ対米国戦でも、この新ルールの適用方法については複数の識者が疑問を呈した。今回の判定は、行われた舞台が準々決勝という大一番だったことだけでなく、その影響の大きさから、さらに厳しい検証を受けることになるだろう」
物議を醸す判定の影響を受けて、決勝進出をかけた準決勝でアルゼンチン対イングランドの因縁の好カードが実現することになった。

