なぜ?アストン・ヴィラ正GKマルティネスのユベントス移籍が破談になっても鈴木彩艶の移籍合意が揺るがない理由とは…「指の骨折手術で3か月出場できない可能性が」
サッカーの日本代表GK鈴木彩艶(23、パルマ)のアストン・ヴィラへの移籍が合意に至ったと報じられる中でまた気になる情報が駆け巡った。鈴木を獲得する大きな理由のひとつだった同チームの正GKであるアルゼンチン代表エミリアーノ・マルティネス(33)のユベントス移籍が破談になったと複数の欧米メディアが報じたのだ。条件面の隔たりに加えて、マルティネスがW杯北中米大会前から手術を回避してきた右手薬指の骨折がリスクになると判断されたもの。ただマルティネスが残留した場合もアストン・ヴィラの鈴木獲得の方針に変わりはなく、すでにメディカルチェックも終えたという。その理由とは?
現地時間17日朝にメディカルチェックも終える
鈴木のアストン・ヴィラ移籍への前提条件が崩れた。
同チームのゴールマウスを守ってきたアルゼンチン代表の守護神マルティネスが、イタリア・セリエAの名門ユベントスへ期限付き移籍するクラブ間の交渉が、一転して破談になったと複数の欧米メディアが一斉に報じた。
米国のスポーツ専門メディア『The Athletic』は「クラブ間交渉の結果、マルティネスが今夏にユベントスへ加入しないことが決まった」とこう報じた。
「マルティネスの期限付き移籍をヴィラへオファーしたユベントスは一転して交渉を打ち切り、新たなターゲットに注力することを決めた。2020年9月にアーセナルから加入したマルティネスは昨季もヴィラで重要な存在を担い、プレミアリーグの4位フィニッシュとUEFAヨーロッパリーグ(EL)優勝に貢献した。アルゼンチン代表として2022年のW杯カタール大会で優勝し、大会最優秀キーパーに選出されたマルティネスは、準優勝した今夏の北中米大会でも8試合すべてで先発出場していた」
英国メディアの『Daily Mail』も、マルティネスを巡るヴィラとユベントスの交渉が合意間近だったと伝えていた。
「ユベントスは600万ユーロ(約11億円)の移籍金に加えて、マルティネスのパフォーマンスに応じたボーナスも支払う用意を示していた。マルティネスの代理人はすでにユベントスとの仲介者と契約を結んでいて、アルゼンチン代表のゴールキーパーはすぐにでもトリノへ向かう用意ができていた」
しかし交渉はすぐに破談となり、守護神を探すユベントスはかねてからターゲットにすえてきたトッテナム・ホットスパーの元イタリア代表GKグリエルモ・ヴィカーリオの獲得にシフト。買い取りオプション付きの期限付き移籍で電撃合意した。
ヴィカーリオの動向を、移籍が確定した際に用いるお馴染みの『HERE WE GO』を介して自身のX(旧ツイッター)で伝えたイタリア出身の著名ジャーナリスト、ファブリシオ・ロマーノ氏は自身の公式YouTubeチャンネルで、ヴィラとユベントスとの間で繰り広げられた交渉の舞台裏を次のように語っている。
「マルティネスのユベントス移籍が実現しなかった理由は、ヴィラが要求する金額とユベントスが提示した金額にあまりにも大きな隔たりがあったからだ。ユベントスはボーナスを加えて1000万ユーロ(約18億4600万円)を支払う用意があったのに対して、ヴィラは一貫して1500万ユーロ(約27億6900万円)を要求し続けている。W杯北中米大会後の長期休暇から戻ったばかりのマルティネスは指にいくつかの問題を抱えているため、ユベントスはリスクを冒したくないと判断した」

