「日本の吉田麻也と南野拓実は後輩のスパイクを磨き、韓国のレジェンド達はユーチューブで苦言だけ」批判飛び交う韓国での日本との比較論は引退したOB達にまで飛び火?!
日本はブラジルに1-2で逆転負けしてW杯を去ったが、1次リーグで敗退した韓国内では、日韓比較論が熱を帯びている。辞任したホン・ミョンボ前監督(57)や大韓サッカー協会へのバッシングの嵐が吹き荒れているが、その批判は引退したレジェンド達にまで向かった。一部の韓国メディアは元日本代表の中村俊輔氏(48)、長谷部誠氏(42)らがコーチとして参加、メンバーを外れた吉田麻也(37)、南野拓実(31)が後輩のスパイクを磨いていたエピソードを引用して「それに比べて韓国のレジェンドはユーチューブやテレビで苦言を呈しているだけ」と厳しく批判した。
レジェンド長谷部誠氏、中村俊輔氏のコーチ参加とも比較
日本の32強進出、ブラジルとの大善戦は隣国の韓国へ大きな刺激を与えた。韓国はグループステージは3位に終わり、上位8チームに与えられる決勝トーナメント切符も手にすることができなかっただけに日韓比較論が過熱。ホン・ミョンボ監督は、帰国前にメキシコで会見を開き辞任を表明したが、メモを読み上げただけで質疑に応じず会見場を出る際にポケットに手を突っ込んでいた姿と、ブラジル戦後にピッチを去る際に90度腰を折り曲げてお辞儀した森保一監督を比較して「礼儀が違った!」とまで批判された。
そしてその批判の矛先は、ホン・ミョンボ前監督だけでなく、その前監督の采配や、大韓サッカー協会の姿勢を批判していた韓国のレジェンド達にも向けられた。
韓国メディア「マイデイリー」は「ユーチューブやテレビで”苦言”を呈するだけ――韓国サッカー界のレジェンドたちの苦い“距離”…”優勝”を目指す日本とは明らかに異なる歩み」との見出しを取った記事を配信した。
同メディアはJTBCで解説を務めた日韓W杯4強メンバーでマンチェスターユナイテッドでもプレーして韓国史上最高選手の一人として知られるパク・チソン氏が、グループステージ第3戦の南アフリカ戦に敗れた後に「こういう結果になることは、すでに数年前から予想できていた」とコメントしたことを紹介。
今大会中怒りのあまり、放送中に3度机を叩いた韓国史上最高の左サイドバックの一人として知られ大韓サッカー協会の副会長も務めたKBS解説のイ・ヨンピョ氏、日韓W杯から3大会連続で出場しW杯通算3得点をマークした “英雄” アン・ジョンファン氏、同じく日韓W杯メンバーで欧州でもプレーしたイ・チョンス氏、GKとして2度W杯に出場しているキム・ヨングァン氏らの名前をあげて、こう苦言を呈した。
「彼らは自身のユーチューブ番組でファンの鬱憤を晴らすような痛烈な発言を続けた。こうした影響力のある人物たちの発言には、もちろん価値がある。しかし韓国サッカーが今よりさらに発展するためには、その影響力が単なる苦言に留まっていてはならない段階に来ている」
そして「その違いを実感させる代表例が日本である」とし、日本サッカー界のレジェンドである長谷部誠氏、中村俊輔氏らが、森保ジャパンのコーチ陣に加わり、森保監督を支えたことを伝えた。
「日本は韓国を追い越しアジア最高レベルのチームへと成長しただけでなく世界の舞台でも十分に競い合える地位を築いている。ブラジルに敗れて悔しい結果となったが、ワールドカップ開幕前に目標を『優勝』と掲げていたのは、決して根拠のない自信ではなかった。日本サッカーにとって貴重な財産である長谷部氏、中村氏らの経験を自然な形で次世代へ受け継げる環境が整えられている」
FKの魔術師の中村氏、”キャプテン”長谷部氏だけでなく、同メディアでは触れられなかったが、史上最高のサイドバックの一人として知られる名波浩氏も、オフェンスコーチとして、ハイドレーションブレイクでは、監督に代わって指示を出すなどしていた。

