なぜ?アストン・ヴィラ正GKマルティネスのユベントス移籍が破談になっても鈴木彩艶の移籍合意が揺るがない理由とは…「指の骨折手術で3か月出場できない可能性が」
マルティネスは5月20日のフライブルクとのEL決勝を控えたウォーミングアップ中に、右手薬指を骨折するアクシデントに見舞われた。決勝に強行出場してヴィラの初優勝に貢献したマルティネスは、開幕が間近に迫っていたW杯北中米大会を欠場しかねないとして、骨折した箇所の手術も回避していた。
これがユベントスにとってのリスクであり、2029年6月末まで契約を結ぶマルティネスが残留した場合にはヴィラにとってもリスクとなる。
ロマーノ氏と並んで移籍市場に精通する著名ジャーナリスト、イタリア出身のニコラ・シラ氏は自身のXへこんな情報を投稿していた。
「ユベントスはアルゼンチン代表GKの状態を最優先で確認したがっていた。彼は指を骨折していて手術を受ける可能性がある。その場合、3カ月間は欠場するだろう」
ヴィラは同時進行で、欧州王者パリ・サンジェルマン(PSG)への完全移籍交渉が破談した直後の間隙を縫って鈴木へオファーを出した。マルティネスの獲得を申し出てきたユベントスの動きに連動した面もあるが、一度は移籍を容認した理由は、マルティネスをGKのファーストチョイスと見なしていないからだろう。
英国の大衆紙『THE Sun』もヴィラの動きをこう伝えた。
「ユベントス行きが破談となったマルティネスは非常に厄介な立場に置かれた。ヴィラがマルティネスの後継者と期待する鈴木との交渉ですでに5年契約で合意に達しているからだ。間もなく24歳になる鈴木は33歳のマルティネスの動向に関係なく、今季のヴィラのファーストチョイスとなると見られている。UEFAチャンピオンズリーグにも挑む今季のヴィラには選手層の厚さも求められていて長くビヴィラを支えてきたマルティネスはセカンドキーパーとして鈴木を支える可能性が高い」
ロマーノ氏も前出の公式YouTubeチャンネルでこう語った。
「ヴィラとパルマは移籍金3000万ユーロ(約55億4000万円)、ボーナス500万ユーロ(約9億2300万円)で合意に達していて、言うまでもなく鈴木本人の合意も得ている。鈴木はすでにバーミンガムに入っていて17日朝にはメディカルチェックも受けたと見られる。ヴィラへの完全移籍を完了させる準備が整っている」
鈴木の正式なサインが待たれる。チームの今季開幕戦は敵地に乗り込む23日のブライトン戦だ。

