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侍ジャパンU-18 日本代表
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なぜ?「どんな基準で選んだか伝わってこない」U-18代表に優勝の智弁和歌山から一人で織田翔希は選出も“BIG4”の高部陸、菰田陽生らプロ注目選手が漏れる異常事態?!

 第108回全国高校野球選手権大会の決勝が22日、甲子園で行われ逆転に次ぐ逆転の熱戦の末に智弁和歌山が健大高崎を4-3で下して5年ぶり4度目の優勝を果たした。試合後、9月7日から台湾・台北市で開催される「第14回BFA U18アジア野球選手権」に出場する侍ジャパンU-18日本代表18名が発表された。横浜の156キロ右腕の織田翔希は選ばれたが、優勝した智弁和歌山からは一人だけ。またプロが注目している中ではBIG4と評価された聖隷クリストファーの150キロ左腕、高部陸、今大会に出場できなかった山梨学院の二刀流の菰田陽生らが漏れた。元ヤクルト編成部長でコーチとしてヤクルト、阪神、楽天で“名将”故・野村克也氏を支えた松井優典氏は「どんな基準で選んだかが伝わってこない」とメンバー選出に疑念を投じた。

 今大会不出場の151キロ左腕の高岡第一の前田侑大、智弁学園の149キロ左腕、杉本真滉も選出

「細かいミスの積み重ねが僅差のゲームの勝敗を分けた」
 元ヤクルト編成部長で、コーチとしても、長年ノムさんの野球をサポートしてきた松井氏が智弁和歌山が頂点に立った決勝戦をそう総括した。
 智弁和歌山は、1点を追う8回一死二、三塁から同点スクイズを決めたが、投手のグラブトスを健大高崎の大岩翔斗がポロ。このミスで打者走者を生かしたことで、さらに一死一、三塁とピンチを残したのだ。代わった石田将大は山下晃平をカウント1-2と追いこみ、外角スライダーで空振りを奪い、三振に仕留めたものの、その外角の低めのスライダーに大岩のミットが届かずに後逸。その間に智弁和歌山の走者が勝ち越しホームを踏んだ。
「大岩は上体だけでボールを追い足が動いていなかった。バットスイングに重なり対応が遅れたのかもしれない」と松井氏は分析した。
 そして試合後に侍ジャパンU-18日本代表のメンバー18人が発表された。
 詳しくは表を参考にしてもらいたいが、投手8人、捕手3人、内野手5人、外野手2人。投手の中京大の鈴木悠悟と、花巻東の萬谷堅心が外野もできるため、外野手は2人に留まったとみられる。
 投手では甲子園最速となる156キロを連発したドラフト1位での競合が予想される横浜の織田、その横浜に1回戦で敗れたものの“高校BIG4”の一人として評価されている沖縄尚学の150キロ左腕、末吉良丞、今大会に出場できなかったが、プロがドラフト上位候補として注目している151キロ左腕の高岡第一の前田侑大、センバツで存在感を示した智弁学園の149キロ左腕、杉本真滉も選ばれた。
 また野手では、横浜の一塁、小野舜友、プロが守備力を評価、本人も「プロ1本」を表明している遊撃の池田聖摩、2年ながら選ばれた「4番・三塁」の川上慧のトリオ。今大会は出場できなかったが、プロが高評価している東海大熊本星翔の遊撃手、福島陽奈汰も名を連ねた。外野手では、走攻守が揃い、今大会で打率.444を残した大型外野手の梶山侑孜、決勝で8回に一度はゲームをひっくり返す2ランを放った健大高崎の石田雄星が入った。
 だが一方で優勝した智弁和歌山からは、捕手の山田凜虎一人しか選ばれなかった。準決勝で織田から3ランを放ち、決勝でも8回に見送ればボールの変化球に抜群のバットコントロールで合わせ、逆転劇につなげるセンター前ヒットを放ち、大会打率.355を残した二塁手、楠本龍馬も、打率.611の「3番・ライト」の2年生、井本陽太も選から漏れた。
 またプロが注目している逸材の“落選”も目立った。松井氏が、今大会で選んだドラフト候補「ベスト10」のうち、7人が選ばれなかった。

 

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