衝撃告発をしたミラノ・コルティナ五輪のフリースタイルスキー代表の近藤心音さん(写真:長田洋平/アフロスポーツ)
衝撃告発をしたミラノ・コルティナ五輪のフリースタイルスキー代表の近藤心音さん(写真:長田洋平/アフロスポーツ)

【全文】これが近藤心音さんがイジメやパワハラを告発した衝撃投稿だ!

 そのトレーナーは“貸し出しの治療機械を返却されていない”という事に怒っていましたが、私はパワハラを受けている状態だった為、2人きりの空間になる事が恐怖で不可能でした。なのでコーチとNFに頼み、後で返してほしいと伝えてありました。誤解があったと分かった後も、グループLINEに晒されたメッセージは削除される事もなく、私に対して謝罪の言葉もありませんでした。

 なぜ私が選手を引退したか? “心と体を守る為”と掲載しました。体はもちろん度重なる大怪我でもう限界でした。ただ心に関してはこんなチームじゃなければここまで修復不可能なほどに深く深く傷つくことはなかっただろうと思いました。ここに居たら、この場所に身を置き続けたら心が死ぬと思いました。だから離れました。離れるしか選択肢がありませんでした。

 “夢をつぶされた” この思いがずっと心の奥底にあり消えてくれません。辛かったです。苦しかったです。今もずっと辛いままです。ナショナルチームのコーチに、選手からのいじめ・トレーナーからのパワハラを訴えた時、“お前が今はセンシティブになり過ぎているだけだ”と言われました。

 オリンピック前の海外遠征中(約10日間)で4kg痩せました。意識的な減量ではなく、精神的なストレスから眠れず・吐き気が止まらず、ほぼフルーツしか食べられない状態でした。助けて欲しくてSOSを出し続けていました。それでも私の訴えは聞いてもらえず、いじめた側の選手、パワハラをした側のトレーナーを守る決断をとられました。そして、このような投稿をすると、“選手じゃ居られなくなるよ?”と脅され続けていました。

 “人生懸けるところ間違っている”という言葉を使った選手、いつの間にか私のフォロー外されていたので、きっとこのストーリーは周りから伝わるか、見れないままかなのでしょうけど、まだあなたはワールドカップもオリンピックも経験がありません。

 皆が憧れるナショナルチームに所属させてもらって、人生懸けられないんだったら後輩に譲ってあげてください。全力で取り組めないんだったら世界で戦えません。

 フリースキーSSBAの分野において日本で1番成績があった私が誰よりよく分かっています。この選手に賛成・同意したその他の選手・コーチ、まだこの悪循環続けますか?? これからのフリースキーの世界をどうしていきたいのか? ナショナルチームをどんなチームにしたいのか? 誰かを貶し、潰し合う、そんなチームではなくて、皆がお互いを称え合う、尊敬し合えるチームになって欲しいと心から願います。

 私は、ただただ実際にあった許せない事実をここに晒し上げて満足しているのではなく、これから日本のフリースキー界が良い方向に変わっていって欲しいから、次世代の子供たちの努力してきた過程がしっかり報われる世界であって欲しいから、憧れ尊敬できるチーム・選手・コーチ・トレーナーであって欲しいから、勇気を持って表に発信しています。変わらない人は変わらないままなのでしょうけど、どうか理解してくれる人が変えようと行動してくれることを信じて。

 この投稿、よく読んでください。批判だけをしている文章ではないはずです。もう二度と、誰かに同じ思いをさせたくない。自分にはコントロールできない外部の人間からの攻撃により、心にトラウマを抱える選手を出してほしくないです。

 私の妹は過去の大会で大きく転倒した時、ヘルメットには損傷が一切ありませんでしたが、記憶を飛ばし、脳出血がありました。私はヘルメットが割れましたが、症状が1つもなく、その後の病院診察では、ドクターに“どこも見る必要がないくら健康です”と診断結果を受けました。リハビリも受ける必要がありませんでした。その場ですぐ脳震盪チェックを行っていれば、私は世界選手権に出場できたそうです。

 こういう問題が起きた時、犠牲者が出た時、何をしなければならないか? 「改善」ですよね? 「もう二度と同じ出来事が起こってしまわないように皆で考えよう」ですよね? 私の考え方、言っていること間違ってますか? 私の方が精神科でも行った方がいいですか?

 今まで散々否定され続け、“お前が間違っている”と言われ続け、それでも自分の軸を保ち、意見を伝え合い改善しようと試みる行動をしていました。訴えるだけでなく、理解し合おうと歩み寄っていました。だからどれだけ避けられていようと、陰で悪口を言われていようと、自ら必ず挨拶をし、話をしようとしていました。

 変わって欲しいです、切実に。

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