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電撃参戦のオランダGPで11位に入った角田裕毅の評価が急上昇(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)
電撃参戦のオランダGPで11位に入った角田裕毅の評価が急上昇(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)

F1公式“格付け”で電撃復帰の角田裕毅が「見事な適応」を評価され6位に急上昇!ハジャー連続欠場に備えてローソンのレッドブル残留決定で角田にイタリアGP継続出場の可能性が

 F1の公式サイトは25日、オランダGPのパワーランキングを発表し、11位だったレーシングブルズの角田裕毅(26)を6位と高く評価した。今季はレッドブルのリザーブ兼テストドライバーだった角田は、レッドブルのアイザック・ハジャー(21)の左手首骨折により、電撃参戦することになったレースで大健闘したもの。またレッドブルに昇格したリアム・ローソン(24)が引き続きチームに残留することが決定した模様で9月4日からのイタリアGPに継続出場する可能性が出てきた。

 レッドブル昇格で7位に入ったローソンも角田と同じ格付け順位

 角田の電撃参戦はF1界に衝撃を与えた。
 ハジャーがサマーブレイク中に行ったボクシングトレーニングで左手首を亀裂骨折。休暇中だった角田がギリシャのビーチにいたところに連絡が入り、レーシングブルズのローソンがレッドブルに昇格し、その空いたレーシングブルズのシートに角田が抜擢された。オランダGP開幕のわずか3日前だ。角田は翌19日にレーシングブルズのVCARB 03をシミュレーターで試すしかなかったが、スプリントでSQ2に進出して決勝で13位。本戦でも一時9番手まで浮上していたが、コースアウトするミスでタイムロス。29周目に一度はオーバーテイクしていたアルピーヌのピエール・ガスリーに58周目でオーバーテイクを許して、惜しくも入賞を逃す11位に終わった。
 だが、ぶっつけ本番で大健闘した角田の走りに、F1公式サイトは、パワーランキングでその順位以上の高評価を与えた。
 これは毎レースごとに公式サイトが行っている格付けで、5人の審査員団が各GP終了後にすべてのドライバーを評価し、マシンの性能を考慮せず、週末を通じたパフォーマンスに基づいて10点満点で採点、専門家5人の採点を平均して、そのレースのスコアを算出するものだ。
 もちろん1位はハンガリーGPに続き連勝したマクラーレンのランド・ノリスで「9.6」。以下、2位は9位のアストンマーティンのフェルナンド・アロンソ、3位は2位のメルセデスのキミ・アントネッリ、4位は順位と同じのフェラーリのルイス・ハミルトン、5位は、8位のアウディのニコ・ヒュルケンベルグと続くが、6位にレッドブルのマシンで7位に入ったローソンと同ポイントの「7.8」で角田が入ったのだ。
「角田はハジャーの負傷によって生じた連鎖的なドライバー交代の影響を受けた一人だった。2026年をレッドブルのリザーブドライバーとして過ごしていた日本人ドライバーの角田はレーシングブルズからF1の実戦に復帰した。半年間レースに出場していなかったことに加え、F1の新世代マシンにも対応しなければならなかったことを考えれば角田は見事に適応した。そして、急きょ代役として出場した週末に、ポイント獲得まであと一歩というところまで迫った」
 こう寸評を添えた。
 昨年12月7日の最終戦のアブダビGPを最後にサーキットから遠ざかっていた角田が、今季の新規定に沿って導入されマシンでいきなり好結果を出した適応力が評価されたもの。同公式サイトは、決勝直後の記事でも「再びF1のレーダーに入った」「現在F1のシートを持っていないドライバーの中でも、最も経験があり、最も資格のあるドライバーの一人」とも記していた。

 

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