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横浜DeNAの松尾は打撃では3打点の活躍も捕手としてはリードに問題があり1イニング8失点の炎上を止めきれなかった(資料写真・黒田史夫)
横浜DeNAの松尾は打撃では3打点の活躍も捕手としてはリードに問題があり1イニング8失点の炎上を止めきれなかった(資料写真・黒田史夫)

5回に悪夢の8失点…「なぜ横浜DeNAは山本祐大を放出したのか」横浜DeNAが6点を守れず広島に逆転負け…専門家は大阪桐蔭卒4年目の捕手松尾汐恩のリードを問題視

 横浜DeNAが25日、マツダスタジアムでの広島戦で5回に8失点と大炎上し6点のリードを守れずに7-8で敗れた。現役時代にタイトル獲得経験のある評論家の一人は「キャッチャーのリードが若い。なぜ横浜DeNAは山本祐大を放出したのか」と、大阪桐蔭からドラフト1位指名されて4年目の松尾汐恩(22)のリードの問題を指摘した。3位の横浜DeNAが4連敗したことでクライマックスシリーズの出場権争いは最下位の広島から横浜DeNAまで4チームが2.5差の間で競う大混戦となっている。

 松尾の3打点の大活躍で6点リードも

 

 まさかの悪夢だ。
 5回のスコアボード刻まれた「8」の数字。
 横浜DeNAベンチは生気を失った。
 横浜DeNAは2回に松尾の先制タイムリー、4回に再び無死満塁で松尾が走者一掃の左中間へのタイムリー二塁打を放つなど5回まで大量6点のリードを奪っていた。だが、5回の裏に悲劇が待っていた。
 始まりは先発の深沢が先頭の代打佐藤に浴びたプロ1号だった。さらに一死二、三塁とピンチを広げ、坂倉、秋山に蓮読タイムリーを許して6-3。一死一、二塁と走者が残ったところで相川監督は、勝利投手の権利まであとアウト2つだった深沢に降板を命じて、期限ギリギリの7月31日に支配下登録した元阪神、巨人の馬場をマウンドへ送った。
 だがその馬場も代わり端に佐々木にライト前ヒットを許す。カウント0-2と追い込んでからのスプリットだった。
 現役時代にタイトル獲得経験のある評論家の一人は「スプリットを3球続けた。佐々木は目が慣れ、2球目はファウルにしていた。まだ3球余裕があるところで選択するボールではない。リードがダメだ」と厳しく指摘した。
 満塁となり、持丸には、また馬場がスプリットを続けたが、最後はコントロールできずにワンバウンドとなり押し出しの四球。2点差となって、勝田には初球のど真ん中のストレートをライト前へ運ばれた。
「四球のあとで相手はルーキー。シンプルにストレートを狙ってくる場面。ここでこそボールの変化球から入らねばならないところだった」と前出の評論家。
 1点差となりなお満塁。佐藤は一塁線へのボテボテのゴロに打ち取るも、あまりにも打球が弱かったため処理した馬場は一塁でアウトにするのが精いっぱいで同点とされた。そして二死二、三塁と、さらに続くピンチに大盛をセカンドゴロに打ち取ったかに思えたが、深いところで処置した牧の送球が間に合わずタイムリー内野安打となり、ついに逆転を許す。相川監督は厳しい表情をしてマウンドへ向かい吉野にスイッチしたが、二死一、三塁で、吉野がセットで、右手を動かしたことでボークを取られて2点目を献上。6-8となった。

 

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