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  • 「なぜ首位の阪神は王道野球をやらなかったのか」巨人に0-1敗戦でついに0.5差…立石「2番」中野「6番」打線変更が機能せず…残りを阪神10勝9敗、巨人9勝6敗で逆転V許す
阪神が立石を「2番・レフト」で抜擢も打線は機能せず(資料写真・黒田史夫)
阪神が立石を「2番・レフト」で抜擢も打線は機能せず(資料写真・黒田史夫)

「なぜ首位の阪神は王道野球をやらなかったのか」巨人に0-1敗戦でついに0.5差…立石「2番」中野「6番」打線変更が機能せず…残りを阪神10勝9敗、巨人9勝6敗で逆転V許す

 一方の巨人はワンチャンスを生かした。2回だ。村上の立ち上がりを攻め、橋上監督代行が「こういうゲームでは相性より選手の格や顔で、なんとかできるんじゃないか」とスタメン起用したベテランの坂本がレフト前ヒットで出塁し、続く泉口が四球を選び、同じくベテランの丸
がセカンドゴロで、一死一死一、三塁とした。
 ここで8番の松本が「先輩たちがいい形で繋いでくれたので、なんとか打てと自分にいい聞かせた。なかなか村上投手を打てていなかったので積極的にいった」と2球目のインローのツーシームを引っ張った。
 インコース打ちの上手い松本の打球はファウルにならず左翼線を破る先制のタイムリー二塁打となった。さらに二死満塁とチャンスを広げるも2番のキャベッジがいつものようにボール球に手を出して三振。勝負を決めることができなかったが、完封リレーでこの1点を守り切った。
 試合後、橋上監督代行は「大変な試合だった。まさか1点で勝ち切れるとは思っていなかった」と本音を明かした。
 竹丸の巨人の新人左腕では実に87年ぶりとなる2桁勝利で対阪神戦の連敗を7でストップし、わずか9日間で、4.5あったゲーム差を0.5まで縮めたのである。
 前出の評論家は「0-1の負けというのは最悪だ。どうせ負けるなら完敗の方が切り替えられる。こういう負けは次にひきずる。もう8月に2度、首位攻防戦で3連敗している巨人は、開き直って野球をやっている。一方のマジックの出ている阪神は絶対に負けられないというプレッシャーに襲われることになる。まずベンチが落ち着くことが重要だ」と分析した。
 阪神が今日13日の中日戦に敗れ、巨人が横浜DeNAに勝てば、ついに巨人が首位に立つ。阪神が残り19試合で巨人が15試合。もし阪神がほぼ5割の10勝9敗で終えると巨人は9勝6敗で逆転優勝を果たすことになる。

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