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角田裕毅がスペインGPのFP2で8番手の好走を見せた(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)
角田裕毅がスペインGPのFP2で8番手の好走を見せた(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)

「綺麗な1日ではなかったが…自信がカギになる」角田裕毅スペインGPのFP2で8番手の好走!FP1では「危うくクラッシュ」エンジントラブルで18番手も“驚異的修正能力”で急上昇!

 F1の今季第14戦、スペインGPのフリー走行が11日にマドリードのマドリンクで行われ、レーシングブルズから3戦連続でスポット参戦した角田裕毅(26)が1回目(FP1)で再びマシントラブルに見舞われて18番手のタイムに甘んじるも、2回目(FP2)で8番手に食い込む好走を見せた。「ここでは自信がカギ。良い感覚を得られている」と今日12日の公式予選へ向けて大きな手応えをつかんだと強調した。

 

角田裕毅がスペインGPのフリー走行2回目で8番手の好走(Photo by Getty Images / Red Bull Content Pool )

まりで角田が驚異的な修正能力を見せた。
 FP1でトラブルが発生したマシンをレーシングブルズのスタッフが総出で修繕し、出走に間に合わせたFP2で全体の8番手となる1分34秒758をマークした角田のコメントをF1公式サイトが伝えた。
 そこには不完全燃焼に終わったFP1を補って余りあるほどのポジティブな手応えが凝縮されていた。
「今日はあまり綺麗な日ではなかったけど、それでも新しいコースをとても楽しくドライブできた。ここでは自信が鍵になる。FP1でタイムを失ったのは理想的ではないし、さらにFP2では全体的に少し渋滞があって難しくなったけど、全体的にマシンの中で良い感覚を得られている。セッションごとにペースを上げていって、今は明日の予選に向けて全てをまとめることに集中していきたい」
 FP1では予期せぬ事態に見舞われた。
 タイヤをミディアムからソフトに履き替えて、FP1の残り23分で開始したアタックでセクター1、さらに同2と全体ベストをマーク。しかし、好タイムへの期待が膨らんだ直後に突如としてスローダウンした角田は無線で異変を伝えてきた。
「パワーステアリングに問題が生じた。危うくクラッシュしそうになった」
 担当レースエンジニアのアレックス・イリオポロス氏が慌てて聞き返す。
「今でもその問題は続いているのか」
 危機感を込めて角田が返してくる。
「うん、問題がある。問題があるよ」
 セッションを中断せざるを得ないと判断したイリオポロス氏は、角田へピットインを指示するしかなかった。
「じゃあボックスだ。ボックス」
 1時間で行われるFP1は、この時点でまだ20分以上も残されていた。しかし、角田が再びサーキット上に姿を現すことはなかった。ミディアムタイヤでマークした1分36秒939は一時10番手につけていたが、後続のマシンに次々と上回られ、最終的には22台中で18番手にまで後退してセッションは終わった。
 必然的に角田のラップ数は「16」に留まった。最多となる「30」を刻んだウィリアムズのカルロス・サインツ(スペイン)をはじめ、角田以外のドライバーは全員が23周以上を走っている。今季から年間カレンダーに組み込まれ、全員にとって未知のコースとなる新設のマドリンクを肌で感じられる貴重な時間が失われてしまった。

 

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