「伊原が猛省しているなら“今季登板無し”は許してやれ」球界大御所が女性への暴言、暴力問題で“2軍謹慎中”の2年目左腕に復帰エール!「藤川にも責任。私生活に緊張感を持たせよ」
阪神の2年目左腕、伊原陵人(26)の事実上の“謹慎”が続いている。酒席で女性に暴言、暴行を行った問題を「フライデー」に報じられて8月20日に登録抹消された。本人も謝罪コメントを発表しているが、巨人OBで、ヤクルト、西武で監督と務めた広岡達朗氏(94)は、球団や藤川球児監督(54)の管理体制に苦言を呈した上で「猛省しているなら、“今季登板無し”は許してやれ」と緊急提言した。
伊原の事実上の“謹慎処分”はいまだ解けない。2軍で練習は行っているが、試合出場の機会はなく、もちろんファームでも投げていないのだから1軍復帰の見通しも立っていない。球団が酔った上での女性への暴言、暴行を行った問題を重く受け止めている証拠だ。
写真週刊誌「フライデー」が、伊原が今年1月に大阪でチームメイトの門別啓人や井坪陽生を連れて飲み会に参加し、酔った上で知人の20代女性への暴言、暴力行為があったことを報じたのが8月19日。阪神は、すぐさま伊原から事情を聴くなどの対応を行い、翌20日に球団としてファンや関係者へ謝罪した上で「球団として見過ごすことができない」と登録抹消手続きを行った。事実上の謹慎処分だ。
伊原は球団を通じて「この度はファンの皆様をはじめ、多くの皆様にご心配をおかけし、お騒がせしておりますこと、心よりお詫び申し上げます」とコメントしている。ただ女性が警察への被害届を出していないためか、刑事事件には発展していない。
球界大御所の広岡氏は、「もし暴行が事実であるなら言語道断。酔っていたからで済まされる問題ではない。ただでさえ野球をする子供達が減っている中で誰がそんな選手に憧れてプロ野球選手になろうとするんだ? 広島のソンビタバコの問題も含めてあまりに情けない問題が球界で目につく」と厳しく指摘した。
野球協約で定められている統一契約書の契約期間は2月1日から11月30日まで。正確には12月、1月の2か月間は、球団の管理外ということになるのだが、広岡氏は、そのオフ期間こそ「プロ野球選手として自覚を持って行動すべき」と声をあげた。
広島では、指定薬物「エトミデート」を摂取したソンビタバコ問題で1月に羽月隆太郎氏が逮捕され2月に解雇、7月30日に今度は広島県警が矢野雅哉と前川誠太の居宅等の捜索を行い2人は登録抹消され事実上の謹慎処分となった。
「なかなか処分をしなかった広島と違い阪神の早急の対応は評価できるが、球団の管理、監督、コーチの指導がちゃんと行き届いているかを見直すべきだ。藤川にも責任がある。起用法を見ていると、ミスした選手への懲罰交代や2軍落ちが何度かあった。そんなことをするくらいなら、選手に私生活でも緊張感を持たせよ」

