「嘘なんじゃないか?」当日中止ショック亀田和毅にWBA幹部が”約束”した世界王座決定戦への優先出場が反故?!会長が1位クエジェと2位中野幹士の決定戦示唆…明日開催の委員会で決定
今回の試合のWBAの立会人は、9月のWBAのダブル世界戦でも立会人として来日するなど日本でもお馴染みのホセ・オリバー・ゴメス・ゼネラルアドバイザー。
そのゴメス氏が空位となった王座の決定戦への優先出場権を3位の亀田に与えることを約束したのだ。同級1位は元暫定王者で16戦16勝(13KO)のアルゼンチンのハードパンチャーのクエジェ。同級3位の亀田が、そのクエジェとの王座決定戦出場を約束されたことで、怒りも収まったかに見えたが、多くの問題を起こしているWBAがまた混乱を招いた。立場的には、ゴメス氏より上になる組織トップのメンドーサ会長が自身のXにこう投稿したのだ。
「問題はフィゲロア対亀田の試合が選択防衛戦だったということです。本来であれば、指名挑戦者の順番は1位がミルコ・クエジョ、2位が中野幹士となるはずです。いずれにしても、月曜日に世界選手権委員会が会合を開き決定を下す予定です」
今回のフィゲロアとの亀田の世界戦は指名試合ではなくフィゲロアの選択試合だったため、ルールにのっとれば、王座決定戦は、1位のクエジェと亀田よりランキングが上にいる同級2位の元OPBF東洋太平洋同級王者である中野との対戦になることを示唆したのだ。中野は昨年11月にIBF世界同級挑戦者決定戦に敗れたものの、今年5月に亀田が2度対戦して直近では判定負けしているレラト・ドラミニ(南アフリカ)を4回TKOで下して再びランキングをあげていた。
WBAではないが同じようなケースは昨年12月のサウジアラビアの興行でもあった。寺地拳四朗(BMB)がIBF世界スーパーフライ級王者のウィリバルド・ガルシア(メキシコ)に挑戦予定で両者共に前日計量をクリアしたものの、王者が脱水症状を起こしたことで試合の前夜遅くに中止が決定。ガルシアは計量をクリアしていたため、王座は剥奪されず、拳四朗サイドは再戦を求めたが、IBFは1位のアンドリュー・モロニー(豪州)との指名試合を優先し、6月の愛知の「3150FIGHT」で、この世界戦が実現してモロニーが新王者となっている。
その後、拳四朗はターゲットをWBOに変えて、今年7月にタイトルを奪取して3階級制覇に成功、この11月29日に両剛で同級10位のハシエル・アマドル(メキシコ)とは初防衛戦を行うことが発表されている。

