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巨人の強行1位指名を見た瞬間にも織田翔希はまったく表情を変えなかった(写真・スポーツ報知/アフロ)
巨人の強行1位指名を見た瞬間にも織田翔希はまったく表情を変えなかった(写真・スポーツ報知/アフロ)

「巨人の強行指名は想定内だった」横浜高の村田監督は織田翔希の「ぶれない」メジャー挑戦決断をバックアップ…巨人3位指名の池田聖摩は「どちらに進んでも応援していきたい」

 

 小講堂で開催された記者会見には池田だけが臨んだ。同席した野球部の村田浩明監督は「織田に関しては、ここはお話する場ではありませんけれども」と前置きした上で、ドラフト会議の前後に織田と交わしたやり取りを明かした。
「もしかしたら強行指名はある、というような話をしていましたけれども、ある意味で想定外にはしたくなかったので想定内にしていました。本人とは指名された後にも話をしましたけど、意思はまったく変わらない、と。織田自身が決断した道を私は監督として、横浜高校としてしっかりとサポートしていきたいと思っています」
 織田に続いて巨人に3位で指名された池田は「持っているものが素晴らしいので、そこが評価されたと思う」と織田の1位指名を受け止めた。その上でプロの世界で再び織田のバックを守りたいのか、それとも盟友として織田が掲げる夢を応援していきたいのか。現時点で抱いている心境を問われてこう返している。
「どちらかというよりも両方の気持ちがありますけど、今は織田がどちらに進んでも応援していきたいと思っています。自分も長く野球人生を続けていきたいし、その中で10年後、20年後と一緒にまたプレーする機会も可能性としてはあるので、そこに向けてお互いに成長した姿で織田の後ろを守れればいいいなと思っています」
 ドラフト会議に出席していた巨人の水野雄仁編成本部長はフラッシュインタビューで、織田を強行指名した理由を次のように語っている。
「見たときから欲しいと思っていた。彼もすごい気持ちで決断して会見したと思うんですけど、我々もいろいろと協議して、決断して指名させていただきました。日本のプロ野球ファンに(織田君を)お見せしたい、という気持ちです。彼も我々の指名に対してどういう気持ちでいるのかがわかりませんので、これからゆっくりと織田君も考えていただいて、我々としてはもう誠意を尽くしていくだけです」
 織田はドラフト会議のちょうど1週間前の今月15日に同校で記者会見に臨み、国内外で注目されていた卒業後の進路について「自分の最終目標である世界一のピッチャー、世界で活躍するという目標に向けて、アメリカの地で挑戦することに決めました」と明言。その理由を次のように語っていた。
「やはり一番の困難である言葉の壁という部分で、若いうちから生の英語に触れることによってMLBに上がった際に自分の意思をチームとしっかりと意思疎通を図れる。そこが一番だと思います。NPB を通ったほうが、メリットが多いかもしれません。それでも世界一でプレーしたい、という思いが一番背中を押してくれました。今後に関してはマイナーリーグもそうですけど、大学のほうも考えています」

 

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