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意地のPKを決めたネイマールは泣き崩れた(写真・AP/アフロ)
意地のPKを決めたネイマールは泣き崩れた(写真・AP/アフロ)

「なぜ監督が答えない?」ブラジルのアンチェロッティ監督はピッチ上の公式インタビューを拒否して息子のコーチが代役に…“怪物”ハーランドに2発浴び「小さなミスでも代償を払わされる」

 サッカーのW杯北中米大会の決勝トーナメント2回戦が5日(日本時間6日)、米ニュージャージ州で行われ、ノルウェーがW杯5度優勝のブラジルを2-1で下して初の8強進出を決めた。“怪物”アーリング・ハーランド(25)が2ゴールを決めて日本を破ったブラジルを突き放した。ブラジルは前半13分のPKをブルーノ・ギマランイス(28)が止められるなど、再三に渡るチャンスを生かせなかった。

 ハーランドを止められず先制PKにも失敗

 サッカー王国ブラジルが敗れた。
 途中出場のネイマールがアディショナルタイムに得たPKをGKエニアン・ニーランとの駆け引きを制してゴール右へ決めて1-2としたもののもうほとんど時間がなかった。
 試合終了のホイッスルが鳴ると、ネイマールは膝まずき顔を覆い、号泣した。
 5大リーグすべてを制覇している名将のアンチェロッティ監督は、ショックのあまりピッチ上でのフラッシュインタビューを拒否した。
 ブラジル最大のインターネットメディア「UOL」によると、「ブラジルサッカー界にとって重大な局面で、なぜ監督本人がマイクの前に立たなかったのか?」と問われたダビデは、父の不在を次のように説明した。
「それは私には分かりません。試合直後という状況だったからではないでしょうか。その質問に答える立場ではありません」
 怪物ハーランド一人にやられた。前半は徹底マーク。なんとか封じ込めていたが、後半34分にアンドレアス シェルデルップの左サイドからのクロスにハーランドにヘッドを合わせされて先制ゴールを許す。さらに同45分には、ブラジルのDFダニーロが屈辱の股を抜かれてのシュートを決められた。この時間帯での2失点は決定的だった。
 ダビデコーチは「ええ、彼は世界最高レベルの選手です。ほんの小さなミスでも代償を払わされます。ワンゲームで大会から姿を消すこともあります。今日はそれが私たちに起きました。責任は私たちにあります。本当に申し訳なく思っています」とハーランド対策に失敗したことを懺悔した。
 ブラジルには再三チャンスがあった。
 前半14分には、ペナルティエリア内でマテウス・クーニャが倒され、VAR判定を経てPKを獲得した。キッカーはプレミアのニューカッスルでプレーするギマランイス。だが、ゴール右を狙ったシュートをGKエリアン・ニーランのセーブでストップされた。
 なぜキッカーがギマランイスだったのか。
 ダビデコーチは次のように説明した。
「それは事前に決めていたことです。どの試合でも同じように、ミーティングで決定しています。コーチングスタッフによる判断でした。サッカーではPKを外すこともあります。そして今日は、それが起きてしまいました」
 後半13分にはヴィニシウス・ジュニオールの見事なスルーパスに反応したエンドリッキがGKと1対1になるも、冷静さに欠き、絶好のゴール機会を外した。さらにクロスからのこぼれ球に反応したラヤンがペナルティエリアのギリギリの位置からゴール右へシュートを打つも、ニーランに阻まれた。

 

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