やはり塩貝健人の挑発発言はブラジルの“諦めない戦い”の「モチベーションになっていた」セレソンDFがノルウェー監督の「待ってろ!アンチェロッティ」挑発発言に重ねて明かす
ブラジルのDFドウグラス・サントス(32)が5日(日本時間6日、午前5時)のノルウェー戦に向けての会見で改めて、逆転勝利した日本戦では、塩貝健人(21)の挑発発言が“諦めない戦い”の「モチベーションになっていた」と明かした。ノルウェーのストーレ・ソルバッケン監督(58)が、カルロ・アンチェロッティ監督(67)を挑発する発言をしており、それを受けて改めて発言したもの。ベスト8をかけた戦いでは、挑発発言の是非が問われることになりそうだ。
「どれだけ(日本戦で)闘志を見せていたか、皆さんも見ただろう」
再び塩貝の挑発問題がクローズアップされることになった。ノルウェー戦に向けての会見で、ブラジルの左サイドバックのサントスが、塩貝の挑発問題をぶり返した。ノルウェーのソルバッケン監督が、コートジボワール戦後のロッカーで「待っていろ!カルロ・アンチェロッティ。俺たちはお前を追いかけている」と、挑発的な発言をしたため、そのことへのコメントを求められたからだ。
ブラジル最大級のインターネットメディア「UOL Esporte」が報じたものでサントスは、こう語った。
「こういう種類のコメントは、他の代表チームにとってモチベーションになる。でも間違いなく僕たちにとってもそうだ。僕たちがどれだけ(日本戦で)闘志を見せていたか、皆さんも見ただろう。(佐野に)先制ゴールを決められた後でも、僕たちは揺るがず、集中を保ち、自分たちの目的を見失わずに戦い続けた」
塩貝はブラジル戦前に「彼はもう昔のネイマールではない」「(ブラジルは)昔はすごく強かったけど、今はどうなんですかね」などとコメント。それが訳されセレソンのメンバーにも伝わった。
日本は前半29分に佐野海舟がインターセプトから先制するも、後半からのアンチェロッティ監督の選手交代と戦術変更に対応できず、後半11分に同点に追いつかれ、アディショナルタイムに逆転を許した。
試合後、マテウス・クーニャはW杯5度優勝を示す5本指を示して挑発。塩貝に「小僧。敬意を払え!」と罵声を浴びせた。
クーニャは「ブラジル人でない人に僕たちのことを語られると腹が立つ。僕たちが自分たちのことを話す分にはまだ許せるけど、外部の人間が口を出すとなれば、僕たちは誰とでも戦ってしまうんだ」「日本に対して悪い感情はない。素晴らしいチームだ。しかし、彼がブラジルについて口にした言葉は受け入れられなかった。それは私たちへの敬意の問題だった」と、その挑発行動の理由を説明した。
その後、塩貝は「思ったことを正直に言っただけ。あの発言を撤回しようとは思わない」「悪いことをしたとは思っていない」などとコメントしているが、その経緯もあって、サントスは改めて塩貝の挑発がいかにモチベーションになったかを強調したのかもしれない。

