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ノルウエーのGKニーランのフィードが空中に設置された中継カメラ用のワイヤーに当たった疑惑に新展開(写真:新華社/アフロ)
ノルウエーのGKニーランのフィードが空中に設置された中継カメラ用のワイヤーに当たった疑惑に新展開(写真:新華社/アフロ)

「何を信じれば?」ノルウェー「ワイヤーにボールが当たった」疑惑に新展開…英BBCの3Dグラフィック映像が示す“証拠”がSNSで拡散し騒動に…FIFAは再度否定「カメラは揺れていない」

 サッカーW杯北中米大会の準々決勝でノルウェーはイングランドに1-2で敗れたが、前半アディショナルタイムの同点ゴールの直前にノルウエーGKのゴールキックがピッチ上空に設置された中継カメラ用のワイヤーに当たったとの疑惑に新展開があった。ノルウェーメディアの「VG」や「NRK」が報じたもので、英BBCが公開した3Dグラフィック映像で、ボールが何かに接触して明らかに軌道が変わったことが示され、SNSで拡散され新たな騒動となった。一方でFIFA(国際サッカー連盟)は「カメラは揺れていない」と再度否定している。

 「ワイヤーがある位置付近でボールは一度だけ動きを変えている」

 ノルウェー対イングランド戦での「ワイヤーにボールが当たった」疑惑に新展開があった。BBCが公開した3Dグラフィック映像では、GKのエリアン・ニーランが蹴ったロングフィードの軌道が上空で何かに接触したかのように明らかに変化していたのだ。その映像クリップがSNSで拡散。「やっぱりワイヤーに当たっていた」と、また騒動になった。
 ノルウェーメディアの「VG」は、「今回公開されたBBCの3Dグラフィック映像では、ニーランのロングキックのボールの軌道が明らかに変化している様子が映し出されている」と断言。
 ノルウェーの著名なサッカージャーナリストで解説も行っているペッテル・ヴェラン氏の、この3Dグラフィック映像を見た感想を紹介している。
「グラフィックではボールはちょうどワイヤーがある位置付近で一度だけ動きを変えている。それ以前でも、その後でもなく一度だけだ。ストーレ・ソルバッケン監督や・ニーラン、アーリング・ハーランドが『何かがおかしい』と感じた、まさにその瞬間と一致している」
 同メディアによると、BBCは、このグラフィックについて「XR企業Immersiv.ioが開発した技術を用い、FIFAの公式リアルタイムデータを利用している」と説明しているという。
 疑惑のシーンが起きたのは前半のアディショナルタイムのイングランドの同点ゴールにつながる場面だった。GKのニーランが、センターラインの向こう側の右サイドに張るアレクサンデル・セルロートを狙ってロングフィードを蹴った。だが、空中で失速したかのように角度が変わり、セルロートの遥か手前に落下。それをイングランドのエリオット・アンダーソンに奪われ、そこから左サイドを突破されクロスからジュード・ベリンガムに同点ゴールを決められたのだ。
 直後にニーランは空中に設置されていた中継カメラ用のワイヤーを指差して「当たった」とアピール。ハーフタイムに入る直前には、スターレ・ソルバッケン監督も、興奮した様子で審判団に猛抗議した。
「主審自身は見ていないと言っていた。そしてイヤホンからも何かが起きた連絡はなかったと言われた。説明はそれだけだったし、FIFAが接触はなかったと言う以上、主審にはどうすることもできない。でもボールは私たちのベンチの前で真っすぐ落ちた。それは事実だ。何かには当たっている」
 国際サッカー評議会(IFAB)の規則では、ボールが競技の一部ではない物体に当たった場合、ドロップボールで再開されることになっている。つまりもしボールがワイヤーに当たっていれば、その時点でプレーは中断されドロップボール。ベリンガムの同点弾は無効ということになる。

 

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