「高橋遥人は明らかに疲れている。投げ抹消でリフレッシュさせるべきだ」虎の左腕エースが今季ワースト6失点で2敗目…ミス、ミス、ミス…ベンチの内野守備隊形の采配にも疑問?
阪神の高橋遥人(30)が5日、横浜スタジアムでの横浜DeNA戦に先発も2本塁打を浴びるなど今季ワーストの6失点で2敗目を喫した。疲労の蓄積からかボールが浮き、しかも自らの失策も含めて、守備が乱れて、いずれも失点につながった。またベンチが前進守備を取らずに1点を献上するシーンもあり集中力にかけた7-11の完敗での連敗となった。
自らの守乱もあり7年ぶりの1イニング2被弾
まさかだ。
防御率、勝ち星、勝率の投手3冠を独走していた高橋が、2点のリードを守れず、序盤の2回に崩れた。無死一塁で筒香の初球に外角へ投じた148キロのストレートを逆方向に運ばれた。同点2ラン。
さらに一死から関根を一塁ゴロに打ち取り、一塁ベースカバーに入るも大山のなんてことのないトスをつかみ損ねてセーフ。続く宮下のインサイドを攻めたが、その146キロのストレートをまた逆方向のライトスタンドに持っていかれた。手痛い勝ち越しの2ランである。高橋の1イニング2被弾は、2019年9月19日のヤクルト戦以来、実に7年ぶりだ。
だが、これで終わらない。
続く3回に牧を内野フライに打ち取ったかに見えた。だがショートの元山がセカンドベース付近で、まさかの落球。そして一死三塁となってエンカーナシオンのショートゴロの間に5点目を献上した。ベンチはショート、セカンドを下げて前進守備をとっていなかった。もし前進守備であれば、三塁走者の牧は本塁を狙えていなかっただろう。
現役時代にタイトル獲得経験のある評論家の一人は、このベンチの采配に疑問を投げかけた。
「相手がエースの東。あと1点で決まりのような展開だった。しかも一死。ここは前進守備で1点をやらないプレッシャーをかけるべきだったのではないか。1点をあげても、アウトカウントを増やそうという場面ではなかった。ベンチの判断に疑問。こういうことをやると、緊張感がなくなり、集中力の欠けたプレーにつながるんだ」
まさに4回に集中力に欠けたプレーが出た。先頭の松尾のセンター頭上を襲う打球に背走した近本が、十分に追いつきながらもグラブに当てて落としてしまう。キャッチすればファインプレーだが、近本のレベルで言えば、アウトにしなければならない打球だった。記録は二塁打となり、続く関根にカーブを片手で引っ張られて打球は、ライト線を破るタイムリー二塁打となった。これで6点目。高橋は、5回に代打を送られ、今季ワーストとなる6失点で無念の降板となった。防御率は1点台をキープしているが、同僚の村上に抜かれて2位に陥落した。
前出の球界OBは「疲れ」を指摘した。

