「藤川監督の采配は迷走状態」阪神の9回二死満塁で25打席無安打の坂本に“代打送らず”5連敗にSNSで批判殺到…他人事のような発言に「采配ミスを認めろ!」の声も
阪神が13日、甲子園での中日戦に延長11回の末、0-1で敗れて5連敗。2位の巨人も横浜DeNAに敗れたため優勝マジックは1つ減り「16」となったが、0.5ゲーム差を広げることはできなかった。SNSやネットのコメント欄で批判が殺到したのは9回二死満塁で25打席連続無安打だった7番の坂本誠志郎(32)に代打を送らなかった藤川球児監督(46)の采配。他人事のような試合後コメントがさらに炎上を招いた。
才木浩人の9回無失点の力投を見殺し
才木と高橋の両エースによる素晴らしい投手戦は0-0のまま9回に突入していた。中日の井上監督は8回二死一塁でも122球を投げていた高橋に代打を送らず、9回のマウンドに送り出していた。ここまでわずか2安打に封じ込まれていた阪神は、その土壇場にサヨナラ機を作った。
先頭の中野が三遊間を破るヒットで出塁、森下はレフトフライに倒れるも、佐藤が詰まりながらもレフト前へ落として一死一、三塁とチャンスを広げた。外野フライでもサヨナラの場面で大山は見送ればボールのカットボールに手を出して空振りの三振。続く前川がボール2となったところで中日ベンチは一塁が空いていたこともあって申告敬遠して満塁策を選択した。
次打者はここまで25打席連続無安打の坂本。代打の考えられるケースだったが藤川監督は動かない。
坂本は、初球の155キロのアウトローのストレートを見送り、同じくアウトコースの見送ればボールのカットボールに手を出して2球で追い込まれた。ここから2球アウトコースの誘い球は見極めてカウント2-2となるが、高橋の142球目、156キロをマークしたアウトローのストレートを打ち上げて天を仰ぐ。
痛恨のライトフライに満員の甲子園がタメ息に包み込まれた。
延長戦へもつれこみ、11回に連投となった3番手の木下が中日打線につかまり一死一、二塁から細川にレフト線に決勝のタイムリー二塁打を許した。その裏、中日“守護神”松山に森下、佐藤、大山が三者凡退。前日の巨人戦に続く0-1のスコアで優勝に赤信号が点滅する5連敗となった。
SNSやヤフーのコメント欄で批判の集中砲火を浴びたのが坂本に代打を送らなかった藤川監督の采配だ。
「何かを責めなければならないのなら坂本誠志郎よりは打席に立たせる藤川監督の采配だと思う」
「ここ数戦で球児監督がいざという時に動けない監督であることがわかった」
「もう坂本の打撃確変状態は終わったんだから。 ベンチはもっと動かなきゃ」
「2試合続けて監督采配で負けた。藤川さんはここぞという時に何も頭に浮かばなくなる体質でしょうか」
「藤川監督は完全に思考停止か迷走状態だ」
坂本は8月に打率.284、7本塁打、16打点と大爆発していた。しかも満塁での打率は、5割あり、打点は8。ただ9月に入ってバタっとヒットが出なくなり、トータルの打率は.202まで下がっていた。
ベンチには、梅野、伏見と2人の捕手がいて、しかも、左打者なら、高寺、糸原、前日の巨人戦で「2番・レフト」で起用して2安打を放っている立石も控えていた。
さらに批判を炎上させたのは試合後の藤川監督のコメントだった。
デイリースポーツなどスポーツ各紙の報道によると、藤川監督は、9回に代打を送らなかった采配について聞かれ、こう答えた。
「いろいろあるんでしょうね。選手がその打席に賭けるところですから。勝負の中ですからね。そのあとの守りもあるし、攻撃とは言いますけれども、これは勝負の中のひとつですから」

