“宝庫”独立リーグのドラフト候補に阪神163㎞”守護神”工藤泰成の再来右腕?!元ヤクルト編成部長セレクト「外せないこの3人」
いよいよ明日22日、プロ野球のドラフト会議が都内で開催される。各球団が注目しているのは独立リーグのドラフト候補だ。リーグ優勝した阪神で新ストッパーとなった工藤泰成(24)、盗塁王を獲得したヤクルトの岩田幸宏(29)は独立リーグ出身で、いずれも育成ドラフト1位の選手。果たして今回のドラフトにも独立リーグに逸材はいるのか。元ヤクルト編成部長でヤクルト、阪神、楽天でコーチとして故・野村克也氏を支えた松井優典氏が「独立リーグならこの3人を外せない」とセレクトした。
徳島インディゴソックスに三振奪える剛腕が2人
今季のプロ野球で注目を集めたのは独立リーグ出身の2人だった。
阪神の163キロ右腕の工藤は、後半戦からストッパーを任されて57試合に登板、3勝1敗、12セーブ、13ホールド、防御率1.05の数字を残して連覇に貢献した。四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックス出身で2024年の育成ドラフト1位。入団時から160キロのストレートが売りだったが、2年目の今季に課題だった制球力と変化球の精度を進化させて飛躍した。
前半戦に旋風を巻き起こした”池山ヤクルト”の切り込み隊長として台頭、39盗塁でタイトルを獲得した岩田も、ルートインBCリーグの信濃グランセローズ出身。2021年の育成ドラフト1位で5年目の今季にブレイクした。独立リーグはドラフト候補の宝庫であり、昨年は支配下1人、育成で12人が指名された。では、今年のドラフトで第二の工藤や岩田となる可能性のある選手はいるのか。
松井氏は、「高卒でプロへ行くよりも独立リーグで伸びる選手が少なくない。今回の独立リーグのドラフト候補の中で阪神の工藤の再来となりうる投手は3人」と独自のスカウト情報網と視点でリストアップした。
1人目は工藤の徳島インディゴソックスの後輩となる最速154キロ右腕の鎌田州真(24)だ。1m86、90Kgの大型で、今季はストッパーとして30試合に登板、1勝1敗6セーブで防御率1.18。38回を投げて42三振を奪った。フォークがウイニングショット。国士館高時代は遊撃手として甲子園出場経験があり、国士館大に進んで投手に転向した。
「ストレートに力があり、同じ腕の振りでフォークを落とすので三振が取れる。ストッパーとして起用されており、彼こそが工藤に重なる。大学経由だが、まだノビシロもある」

