ダルビッシュが織田翔希の巨人“拒否”に「(直メジャーは)お勧めしない。絶対に日本の球団経由の方がメジャーでプレーできる確率は上がる」と「客観的事実」見解…理由はマイナーの過酷環境
メジャー挑戦を表明しながらも巨人にドラフトで強行指名された横浜高の織田翔希(18)が今日4日からメジャー球団との面談をスタートする。巨人の指名挨拶は“拒否”しているが、パドレスのダルビッシュ有(40)が日本時間3日、音声配信サービス「stand.fm」の「ダルビッシュの言いたい放題」でリスナーからの質問に答え、マイナーの環境が過酷であることを理由に「(直メジャー)はお勧めしない。絶対に日本の球団経由の方がメジャーでプレーできる確率は上がる」との私見を明かした。ただこれらの発言がSNSで誤解されて拡散したため、あくまでも客観的な事実を伝えただけと説明し、「どういう形になってもご本人の決断を応援したい」とエールを送った。
「僕の息子たちがメジャーを目指すとなったら…日本の球団に1回入ってプレーして良ければ」
「織田投手が成功する成功しないかは置いといて、現実的に考えて(直メジャー挑戦は)お勧めしないですね」
メジャーか、巨人か。
その動向に注目の集まっている157キロ右腕、織田の10球団以上とされるメジャーの各球団との面談スタートを前に、パドレスの現役レジェンドが衝撃的な持論を展開させた。
来季の復帰へ向けて現在リハビリ中であるパドレスの日米通算208勝のダルビッシュが、音声配信サービス「stand.fm」の「ダルビッシュの言いたい放題」で、米サンディエゴでの朝の散歩中に、約25分間にわたって、リスナーからのアトランダムな質問に次々と答えたもの。
その中にあった「織田翔希投手の直メジャーは、ぶっちゃけどうなんですか?」という問いにズバリ、自らの見解を伝えた
「絶対に日本の球団経由で(メジャーに)いった方が、メジャーでプレーできる確率は上がるんですけど。でも、もっとアメリカ文化を若い頃から経験したいとか、語学のところとか、将来的にアメリカでずっと住みたいというなら悪くないと思うんですが」
ダルビッシュは、メジャー挑戦表明会見で織田が「英語に慣れること」を理由のひとつに上げたことに理解を示しながらも、アマチュアから直メジャーへ挑戦するよりも、NPB経由のメジャー挑戦の方が成功確率は上がると考えている。
その理由はこうだ。
「マイナーの環境がすごく過酷。今はだいぶましなんですけど、最初ルーキーリーグからスタートして、1A、2A、3Aと、だんだん上がっていくんですけど、環境も含めて常に結果を出さないといけないし、よほど特別扱いをしてくれたら、あれですが、なかなかそこまではないので厳しい道のりになりますね」
12月1日に労使協定が切れるため、今後どんなルールになるかは不透明だが現状のルールでは、国際アマチュアフリーエージェントの選手は、たとえ、どんな怪物であってもメジャー契約は結べない。
マイナー契約でのルーキーリーグからの下積みスタートとなるが、ダルビッシュは、その環境が実戦主体で結果を求められる過酷なもので、育成システムが構築されているNPB経由でのメジャー挑戦よりも、メジャー昇格が厳しいものになると見ている。
そしてこう続けた。
「それなら最初から日本の球団と4、5年プレーしたら自動的にポスティングできるみたいな契約をして、日本で力をつけてからの方が、マイナーとかいかなくても直メジャーになるんで僕はいいと思う」
巨人との入団交渉の際に「4、5年後にポスティングを容認」という特約条項(サイドレター)を結び、将来的なメジャー挑戦を確約してもらった上で、まず巨人でプレーした方がいいのでは?との考えだ。

