え?マジ?壮絶過去…日ハムと4年63億円で契約更新したレイエスは「戦力外の3年前に家と車9台を売り、民泊代も払えずホームレス寸前だった」…ドミニカ共和国の地元メディアが報道
日ハムのフランミル・レイエス(31)が4年4000万ドル(約63億円)で2030年までの契約を更新したが、出身地ドミニカ共和国のメディアが壮絶な過去があったことを明かした。2023年にメジャーで戦力外となったレイエスは家も9台あった車もすべて売り、ホームレス寸前の危機に陥ったという。なぜレイエスは復活を遂げることができたのか。
「本当にボロボロだった」
来季からはセ・リーグがDH制を採用することも手伝い水面下で激しい争奪戦のあったレイエスが日ハムと4年4000万ドル(約63億円)プラス出来高というNPBでは破格とも言える条件で残留を決断した。
今季は打率.313で首位打者を獲得。32本塁打、82打点はいずれもリーグ3位で“3冠王”の可能性さえあった。近年、外国人の野手が低迷する中で、レイエスは異彩を放ち続けている。
だが、その成功の裏には壮絶な過去があった。出身のドミニカ共和国のメディア「ディアリオ・リブレ」が3日、「どん底寸前から日本で数百万ドルを手にするレイエス」との見出しを取った記事で報じたもの。同メディアは「レイエスは低迷しかけていた野球人生とどん底に達していた経済状況を180度転換させるまでに38カ月を要した。日本でスター選手としての地位を取り戻しただけでなく、メジャーでも手に入れるのが難しい契約を勝ち取った」として、知られざる物語を紹介した。
レイエスは、2018年にパドレスでメジャーデビュー。2019年にはパドレスとインディアンズ(現ガーディアンズ)で150試合に出場して37本塁打、2021年に115試合で30本塁打を放つなど、右の強打者としての名声を勝ち取り、2022年には年俸が455万ドル(約7億2000万円)となった。打率が低く三振も多かったが、フリーエージェントの資格を得た後には1億ドル(約158億円)も視野に入ると評価されていた。
だが、成績が急降下した。同メディアによると「コンタクト能力の低下、打席での規律の欠如、守備面の弱点によってレギュラーの座を失った」という。
2022年8月にカブスへトレードされ、2023年にはロイヤルズと1年200万ドル(約3億1600万円)で契約したが、19試合で打率.186、2本塁打、7打点の成績に終わった。その後、ナショナルズに移籍したものの、8月に戦力外となり、新天地は見つからなかった。
同メディアによると、「家を売り、所有していた9台の高級車を手放した。ブラックリスト入りを避けるため、リース契約をしていたレクサスのSUVを返却しなければならなかった」という。
昨年12月にレイエスが出演したポッドキャスト番組「アブリエンド・エル・ポッドキャスト」では、当時のさらに詳しい状況を明かしている。
「トレーニングのためにタンパに滞在していたが安い民宿の宿泊費さえ支払うお金がなかった」という。
この最悪の状況が続けば。ホームレスにならなければならないところだった。

