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日ハムと4年約63億円の大型契約を結んだレイエスにあった壮絶な過去(写真・AP/アフロ)
日ハムと4年約63億円の大型契約を結んだレイエスにあった壮絶な過去(写真・AP/アフロ)

え?マジ?壮絶過去…日ハムと4年63億円で契約更新したレイエスは「戦力外の3年前に家と車9台を売り、民泊代も払えずホームレス寸前だった」…ドミニカ共和国の地元メディアが報道

 

 その時、レイエスに救いの手を差し伸べたのが、米フロリダ州で野球アカデミーを運営していたオビ・ディアスとジョセフ・マーフィーの両コーチだ。練習場所さえなかったレイエスにトレーニング施設を提供してくれた。だが賃貸で借りたオーランドの家からそのアカデミーまで毎日車で2時間かけて通わなければならなかった。
「完全にボロボロだった。本当にボロボロだった」
 レイエスは、そう振り返っている。
 そして恩人がもう一人現れた。
 2010年にドミニカン・プロスペクト・リーグ(DPL) でプレーしていた時からの知り合いで、同リーグを設立した人物でもある代理人のウリセス・カブレラ氏が生活費の面倒を見てくれたのだ。カブレラ氏は、フリオ・ロドリゲスや、ホルヘ・ポランコの代理人も務めている大物。指導していたディアス、マーフィーの両コーチは、「レイエスの肉体と打撃フォームに魔法をかけた」という。
 その後、レイエスは、ドミニカ共和国のプロ野球リーグ(LIDOM)に参加して9本塁打、34打点、OPS .899の活躍を見せた。この姿に目をつけたのが、日ハムだった。2024年に1年50万ドル(約7900万円)で契約した。レイエスは、その年に103試合に出場し、打率.290、25本、65打点をマーク、2025年には132試合に出場し、32本、90打点で2冠を獲得した。
 そして今オフにレイエスはNPB史上最高額と言っていい大型契約を勝ち取った。わずか3年前には、ブラックリスト入りや、ホームレス寸前の危機に陥った選手が、人生の大逆転を成し遂げたのである。NPBでは、複数年契約を勝ち取った外国人選手の成績低下が懸念されるが、地獄を見たレイエスにその心配はないのかもしれない。

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