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今春のWBCにも出場した日ハムからポスティング申請した伊藤大海の評価が米FA市場で“格安だ”と急上昇(写真:CTK Photo/アフロ)
今春のWBCにも出場した日ハムからポスティング申請した伊藤大海の評価が米FA市場で“格安だ”と急上昇(写真:CTK Photo/アフロ)

「ドジャースは632億円でスクバルを引き留めるより35億円の“格安”伊藤大海を獲得すべし」米ド軍専門メディアが緊急提言…ヤンキース、メッツ、カブス、ブレーブス、パドレスなども興味

 日ハムがポスティングを申請した伊藤大海(29)の評価が米FA市場で急上昇している。ドジャースの専門メディアは相次いで今季途中にタイガースからトレードで獲得したサイヤング賞投手のタリク・スクバル(29)を最大4億ドル(約632億円)とされる高額で引き留めるより、最大35億円と予想される“格安”の伊藤の「獲得を検討すべし」との緊急提言を行った。またヤンキース、メッツ、カブス、ブレーブス、パドレスなども伊藤に興味を示しているという。

 打者を翻弄する多彩な変化球とタフさを評価

 またドジャースに大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希に続く、第4の大物日本人投手が加わるのか。ドジャースの専門メディアである「ドジャース・ウェイ」は「NPBのオールスター選手(伊藤)はタリク・スクバルに代わるドジャースの格安な選択肢になり得る」との見出しを取り「NPBとのパイプを活用する時期かもしれない。彼は球団が必要としている戦力にぴったりと合致する可能性がある」と報じた。
 ドジャースは、今季途中にタイガースから1対3トレードで獲得したものの今オフにFAとなった2年連続サイヤング賞投手であるスクバルの引き留めを狙っているが、その条件は記録的なものになると予想されている。
 ESPNのカイリー・マクダニエル記者は、球界関係者の話として「3億2500万ドル(約513億5000万円)~4億ドル(約632億円)の範囲」の長期契約を結ぶか、あるいは、3年総額1億5000万ドル(約237億円)の平均年俸の高い、2度のオプトアウト条項付きの短期契約を結ぶのでは?と予想した。
 「ドジャースウェイ」は「ドジャースはスクバルに記録的な条件となる10年以上の長期契約を提示することに積極的ではないかもしれないという報道がある。ヤンキースやカブスが争奪戦に加わる可能性もある。こうした状況を考えると、スクバルがロサンゼルスに戻ってくることは決して確実ではない」と分析した。
 一方で伊藤の契約条件は、レッズ、ナショナルズの元GMでアナリストのジム・ボーデン氏が2年総額2200万ドル(約34億8000万円)、米「トレード・ルーマーズ」は2年総額2000万ドル(約31億6000万円)と予想されており、「ドジャースウェイ」は、こう提言した。
「伊藤の獲得費用はスクバルと比べてほんのわずかで済む。ドジャースが必要とするものを提供できるはるかに安価な代替選手を獲得する方が、またしても巨額契約を結ぶよりも理にかなっている。特に労使交渉を巡る不透明な状況や、今後サラリーキャップが導入される可能性を考えれば、なおさらだ。そういう意味で伊藤はスクバル獲得が実現しなかった場合の素晴らしい代替案となる」
 同メディアは伊藤をこう評価している。
「身長1m75、82㎏の伊藤は球団が獲得に熱を上げるようながっしりとした体格のエースではない。とはいえ、この小柄な右腕は耐久性に優れている。2021年にプロとしてのキャリアをスタートさせて以来、毎年少なくとも146イニングを投げている。そして伊藤について特に興味深いのは、その球種の豊富さだ」
 伊藤のこれまで90マイル台前半から中盤(約145~153キロ)だったストレートの球速が2026年には、91マイルから93マイル(約146~150キロ)にやや低下したが、カッター、フォークボール、スプリッター、カーブ、スイーパー、スライダー、スラーブと豊富な変化球を操り「あらゆる球種を使い、さらに何でも投げるというタイプの投手」と説明した。

 

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