トランプ大統領が「彼は暴力的ファイターだ!」と格闘技団体「UFC」のダナ・ホワイト氏に報道官を打診…男女6人のUFCファイターの報道補佐官を求めるもCNNは「断った」と報道
米中間選挙で大敗したドナルド・トランプ大統領(80)が格闘技団体UFCのCEOでボクシングの新興団体ズッファボクシングの代表でもあるダナ・ホワイト氏(57)に報道官就任を打診した。トランプ大統領が自身のSNSで明らかにしたもの。現地時間9日(日本時間10日)に会談が持たれるが、米CNNは「この異例の打診を断った」と報じている。
6月にはホワイトハウスでUFC大会を開催の親密度
11月3日に行われた米中間選挙で上下両院で共にトランプ大統領の共和党が民主党に歴史的大敗。トランプ大統領は6日、側近のスーザン・ワイルズ大統領首席補佐官を“解任”して、後任に不法移民対策などを指揮したスティーブン・ミラー次席補佐官の起用を発表したが、続いて7日に約3週間空位となっていた報道官になんと世界最高峰の格闘技団体「UFC」のCEOで、プロボクシングの新興団体「ズッファ・ボクシング」の責任者でもあるホワイト氏に就任を打診した。
トランプ大統領は自身のSNSに「偉大なるダナ・ホワイト氏に、アメリカ合衆国の報道官の職を提示したことを、ここに喜んで発表する。彼は暴力的なファイターであり、戦士だ」と投稿した。
ホワイトハウスの報道官を1年半務めたカロライン・レビット氏が家族と過ごす時間を増やしたいとして8月に退任(今月、FOXニュースのコメンテーターに就任)、その後、極右論客のケイティ・ザカリア氏が就任したが、司法試験に不合格だったにもかかわらず自身を弁護士と称していた理由について記者会見で質問され大炎上となり、わずか5日間で辞任していた。
トランプ大統領は、さらに「狂気じみた左派から我々を守るために、こうした人々が必要だ。ダナは、これまでにない報道官になるだろう。ダナ、どうかこの仕事を引き受けてくれ!」と続けて「報道官補佐」として6人のUFCファイターを連れてくるように求めて、それぞれの写真を投稿した。
その6人は無敗のまま引退したUFC元ライト級王者のハビブ・ヌルマゴメドフ、現ウエルター級王者のイスラム・マハチェフ(いずれもロシア)、レスリングの五輪代表でヘビー級、ライトヘビー級の2階級を制覇して引退したダニエル・コーミエ、現ライト級王者のジャスティン・ゲイジー、柔道女子78㎏級のロンドン、リオ五輪2大会連続金メダリストで、女子バンタム級王者のケイラ・ハリソン(いずれも米国)、女子の元2階級制覇王者で現役復帰を宣言したアマンダ・ヌネス(ブラジル)だ。
英「ガーディアン」によると「トランプ氏はヌルマゴメドフがロシアのウラジーミル・プーチン大統領と親しいと報じられていることや、マハチェフがイスラエルによってガザで殺害されたパレスチナの民間人を擁護する発言をしてきたことには触れなかった」という。
ホワイト氏はトランプ大統領の友人であり親派として知られる。UFCの黎明期に出会って以来、2016年、2020年、2024年と共和党全国大会でトランプ大統領を支持する演説を行った。
英「ガーディアン」によると、ホワイト氏は応援演説で「彼は私が人生で出会った中で、最もタフで、最も打たれ強い人間だ」とトランプ氏を称賛。

