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巨人に育成ドラフト5位で指名された14歳の 関蓮太郎(写真・スポーツ報知/アフロ)
巨人に育成ドラフト5位で指名された14歳の 関蓮太郎(写真・スポーツ報知/アフロ)

「論外だ。14歳の中学生をどう育てるのか?」巨人大物OBが異例の中学生捕手の関蓮太郎を育成ドラフト5位で指名したジャイアンツに疑問…「将来の責任をどこまで持てるんだ」

 巨人がドラフトで史上最年少となる14歳の川崎市立向丘中学3年の関蓮太郎を育成5位で指名し、4日に指名挨拶も行った。「ジャイアンツU15ジュニアユース」として創設された「多摩川ボーイズ」でプレーしていた強肩、強打、俊足の大型捕手。野球協約では義務教育を終了するまでは契約が認められていないため正式契約は来春の中学卒業後となるが、本人は入団の意思を示した。超異例の青田買い。巨人OBでヤクルト、西武で監督を務め、ロッテGM時代にはドラフトの指揮も執った広岡達朗氏(94)は「論外だ。14歳の中学生をどう育てるのか」と疑問を投げかけた。

 阪神の辻本賢人の15歳を更新して史上最年少

 ドラフト会議で巨人はメジャー挑戦を表明していた横浜高の織田翔希の強行指名だけでなくもうひとつのサプライズを起こしていた。
 育成5位で14歳の中学3年生の関を指名したのだ。
 もちろん史上最年少。これまでは阪神が2004年のドラフト8位で指名した辻本賢人投手の15歳が史上最年少だったが、辻本は米国の高校を卒業していた。ドラフトに下限の年齢制限はないが、野球協約では、義務教育終了後まで契約はできない。
 関は中学3年ながら1m79、82キロの高校生なみの体格を誇る大型捕手。今年9、10月にメキシコで開催された「WBSC U‐15野球ワールドカップ」の日本代表にも選出されチームは銅メダルに終わるも、4番・捕手で主将を務め、メキシコとの3位決定戦での2ランを含めて大会を通じて打率.333、2本塁打、11打点と活躍し、敢闘賞並びにベストナインに選ばれている。
 長打力に加えて強肩で足も50m6秒前半の俊足という逸材。そのまま高校に進学して順調に育てば卒業時にドラフト1位の可能性もあっただろう。それこそ10年後を見据えての超異例の“青田買い”ということになる。
 関は小6でジャイアンツジュニアに選出。中学進学後は「ジャイアンツU15ジュニアユース」として創設され、巨人で大型外野手としてプレーした大森剛氏が代表を務める「多摩川ボーイズ」に入団し、ここでも主将を務めるなど、巨人とは深いつながりがあった。
 巨人はその大森氏らが4日に指名挨拶。NHKなどが伝えた会見映像によると、大森氏は、「長期的な育成方針を掲げており、高校通学を並行しながら充実した球団施設・環境を活用し、将来の主力を担う大型捕手として大切に育てる」と育成方針を語り、新人選手選択会議規約上、契約は来春の中学卒業後となるが、関も「高校野球で甲子園を目指す形も考えましたが、自分の目標であるプロ野球選手や一流選手になりたいという考えから、このような道を選ばせていただきました」と入団の意思を表明した。
「誰もしたことがないことで不安がありますが、その不安は次の高いハードルだということを考え、周りに相談しながら一歩一歩前に進んでいきたい」と付け加えた。

 

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