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W杯は観客席から応援しているロナウドの”恋人”ジョージナ・ロドリゲスさんが”彼”を2試合連続でスタメンから外しモロッコに敗れたポルトガルのサントス監督をSNSで批判した(写真:PA Images/アフロ)
W杯は観客席から応援しているロナウドの”恋人”ジョージナ・ロドリゲスさんが”彼”を2試合連続でスタメンから外しモロッコに敗れたポルトガルのサントス監督をSNSで批判した(写真:PA Images/アフロ)

「なぜ世界最高の選手を過少評価したのか」C・ロナウドのモデル”恋人”が先発外してモロッコに敗れたサントス監督を痛烈批判?!

 

 ロナウドの恋人の訴えとは裏腹に海外メディアの見方は、ロナウドには厳しく、これが最後のW杯になるのではないか?という見立てが圧倒的だった。ロナウドはミックスゾーンでの取材に応じずに立ち去ったが、「ユーロスポーツ」は、「ロナウドはW杯という最大の舞台で彼の最後の試合をプレーしたのは明らかで、これでロナウド時代の終わりとなる。大会の序盤にW杯5大会でゴールを決めた初の男子選手となり歴史を作ったが、彼はノックアウトステージで涙を流してピッチを去る役回りを演じた」と報じた。
 ロナルドは、W杯5大会のノックアウトステージに8試合出場しているが、無得点。データ会社OPTAによると、その間、570分で27本のシュートを放っているという。
 また元スコットランド代表フォワードで解説者のアリ・マッコイスト氏の「彼はとても失望しているが、事実として今夜は彼のものではなかった。彼の時間は過去のもので、今日はモロッコの夜だった」というコメントを紹介。その上で「37歳のロナウドはもはやチームの心臓部でも守護神でもない。北米で開催される次のW杯はロナウドの彼方にある。彼が2024年の欧州選手権でも代表を続けるのか、もう国際試合から身を引くのかは明らかにされていない」と続けた。
 英「デイリーメール」紙も「ロナウドはモロッコ戦の敗戦の中でわずかタッチ10回でシュート1本。最後のW杯出場となるかもしれない試合の途中出場でインパクトを残すことができなかった」と厳しい見立てをした。
 米ニューヨークポスト紙は、「準々決勝でのモロッコに敗れたポルトガルの話題は、2試合連続で先発で起用されず、これで国際試合のキャリアを終える可能性が高く、もしそうであればW杯のノックアウトステージ無得点のまま代表引退となるロナウドが否応なく中心となるだろう。もしこのW杯でリオネル・メッシが最後に素晴らしい優勝で終わることになれば、ロナウドの立場としては辛いものが突きつけられることになる」と伝えた。
 そして「報道で伝えられているように彼がサウジアラビアのクラブでプレーすることになれば、ロナウドは、お気に入りのスポットライトを浴びるところでキャリアを終えることになる。しかし、このモロッコ戦に関しては、途中出場したロナウドのインパクトは予想通りに最小限のものだった。ポルトガルは、何とか攻撃していたが、彼らの守護神(のロナウド)は、24時間弱前にメッシがアルゼンチンにもたらしたようなゴールの瞬間を引き出せなかった」という厳しい論調だった。
 FIFAの公式SNSは、ロナウドのW杯がまるでこれで最後になったかのように「神話。伝説。精密機械。ありがとう、クリスティアーノ!」との言葉と共に、ロナウドの過去のW杯のゴール集の動画を添付している。

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