• HOME
  • 記事
  • 野球
  • 球界大御所が指導者経験のない広島・新井貴浩監督の成功に太鼓判を押す理由とは…「今年のカープはV争いに加わってくる」
球界大御所の広岡氏は広島の新井監督の成功に太鼓判(写真・黒田史夫)
球界大御所の広岡氏は広島の新井監督の成功に太鼓判(写真・黒田史夫)

球界大御所が指導者経験のない広島・新井貴浩監督の成功に太鼓判を押す理由とは…「今年のカープはV争いに加わってくる」

 そして広岡氏は3つ目のポイントとして未知数の新井采配へ期待を寄せる。
「厳しい言い方をするが、昨年はベンチワークで落としたゲームが目立った。継投ミスに作戦ミス。新井がそこをなくすだけで勝ち負けのプラスがかなり出てくる。3位の阪神とは2.5ゲーム差だったではないか。解説を聞いていても新井の野球理論は、しっかりしていると感じる。采配の違いを見せてもらいたい。彼に言いたいのは、選手の個性は、十人十色ということ。キャンプで選手の能力をしっかりと把握して、その組み合わせ次第で、チームは強くもなり、弱くもなるのだ」
 昨季の広島は借金8の5位だったが、3位の阪神も借金3で、そのゲーム差は2.5。広岡氏が指摘するように、どこかで勝ち負けが裏返っていれば、Aクラスの可能性はあったのだ。
 新井監督は昨秋のキャンプでの選手への所信表明で、「こんなところで、オレが投げるのか、オレが代打なのか、ということが出てくるかもしれないが、オレはみんなが思っている以上にみんなに期待している」と“鬼采配“を宣告し、「オレは絶対に好き嫌いで選手を起用しない」という方針を伝えた。
 そしてこうも言った。
「オレたちは家族だ。みんなで切磋琢磨してみんなで競争してみんなで強くなろう」
 広岡氏が推す“新井カープ”が旋風を巻き起こすのか。広島は2月1日より宮崎日南でキャンプインする。
(文責・駒沢悟/スポーツライター)

関連記事一覧