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大谷翔平は最後の打者トラウトを三振にとった瞬間にグラブを投げ、帽子を投げ捨てる歓喜のパフォーマンス(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
大谷翔平は最後の打者トラウトを三振にとった瞬間にグラブを投げ、帽子を投げ捨てる歓喜のパフォーマンス(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

胴上げ投手のMVP大谷翔平が語ったWBC優勝の意義…「日本だけでなく韓国、台湾、中国、その他の国ももっともっと野球を大好きになってもらえるように。その一歩としての優勝」

 WBCの決勝が日本時間22日に米国マイアミで行われ、日本が米国を3-2で下して14年ぶりに世界一を奪回した。エンゼルスの大谷翔平(28)は「3番DH」で先発出場したが、9回に異例のリリーフ登板。二死から同僚のマイク・トラウト(31)を空振りの三振に打ち取って1点を守り歓喜の胴上げ投手となった。大会MVPには大谷が選ばれた。以下は、中継局による場内での大谷のインタビューの一問一答。

最高の形で最高の結果になったトラウトとの夢対決

ーー世界一となった今の思いを?
「ほんと夢見ていたところなので、ほんと嬉しいです」
ーー9回にマウンドにも上がった。心境は?
「点差によって多少変わるとは思っていたんですけど、ほんとに接戦の良いゲームで。最後は緊張しましたけど、なんとか抑えられてよかったと思います」
ーーブルペンとベンチを何度も往復。大変だったのでは?
「(日ハム)ファイターズ時代は(ベンチの)裏に(ブルペンが)あったのですぐいけたんですけど。今日はライト側じゃなくてホームサイドの方にブルペンがあったので、それなりにやりやすかったので問題なくできたかなと思います」
ーー最後はトラウトとの対戦。凄い巡り合わせだった。
「そうですね。ワンナウト、ツーアウトを取れば、最後トラウトだなと思っていたんですけど、先頭を出しちゃったんで、これ最後できないかなとも思って。その後ゲッツーになって最高の形で(トラウトを)迎えることができて、最高の結果(三振)になったのでよかったかなと思います」
ーーこのメンバーで戦ったWBCを振り返ってみて。
「正直終わってしまうので寂しいような気持ちもありますし、みんな同じじゃないかなと思いますけど、みんなそれぞれのチームに帰って、これからシーズンが始まるので、寂しいですが、またそれに備えて頑張りたいと思います」
ーー栗山監督を胴上げできた。
「最後最高の形で終わることができた。全員が自分たちの仕事をして、昨日もそうですけど、粘り強く、最後の最後まであきらめずに監督を優勝させることができてよかったと思います」
ーーこれで日本の野球がますます世界で注目されていく。
「日本だけでなく、韓国もそうですし、台湾も中国もまたその他の国も、もっともっと野球を大好きになってもらえるように、その一歩として優勝できたことがよかったかなと思いますし、そうなってくれることを願っています」
ーー最高のWBCになった。
「最高の形になってよかったかなと思います」

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