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セルティックを日産スタジアムに迎えての横浜F・マリノスとの国際親善試合のスタンドはガラガラだった。今季ワーストの2万人弱(写真・スポニチ・アフロ)
セルティックを日産スタジアムに迎えての横浜F・マリノスとの国際親善試合のスタンドはガラガラだった。今季ワーストの2万人弱(写真・スポニチ・アフロ)

なぜセルティックvs横浜F・マリノス親善試合のスタンドはガラガラだったのか…今季ワースト観客数を選手はどう受け止めた?

 試合は開始4分にマリノスが先制するも、1トップで先発した前田が前半だけでハットトリックを達成。逆転に成功したセルティックが3-2で折り返した。しかし、後半は新シーズンへ始動してまだ日が浅く、さらに来日直後で疲れが見え始めたセルティックが失速。マリノスが逆転し、セルティックがメンバーをほぼ総入れ替えしたなかでさらに2点を追加した。
 最終的には4-6のスコアで敗れた。しかし、かつて2シーズン連続でセルティックを国内三冠に導き、レスター・シティ監督を経て4年ぶりに復帰したブレンダン・ロジャーズ新監督(50)は、勝敗よりも開幕が8月5日に迫っている新シーズンへ向けて、チーム全体のコンディションを合わせる作業に重点を置いたと説明。その上でマリノスを称えた。
「個人的な名前を挙げるよりも、チーム全体が素晴らしいと感じた。魅力的な攻撃サッカーであり、システマチックでもある。リーグ戦で好調な理由がよくわかった」
 今後は舞台をパナソニックスタジアム吹田に変えて行われる、22日のガンバ大阪との国際親善試合で17年ぶりのジャパンツアーを終える。価格設定はマリノス戦と同じく高額で、さらにスペシャルシートより高額な3万5000円のエキサイティングシートも販売されている。土曜日の開催ながら、もしかすると日産スタジアムと同じ光景が生まれるかもしれない。
(文責・藤江直人/スポーツライター)

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