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ノムさんの元参謀が選ぶドラフトで指名すべき異色ロマン枠の6人
ノムさんの元参謀が選ぶドラフトで指名すべき異色ロマン枠の6人

本格二刀流、159km右腕、超変則サイド、50m5秒台快足…ノムさんの“元参謀”が選ぶドラフトで指名すべき“異色のロマン枠”6人

 野手でもう一人リストアップしたのは来年からNPBのイースタンリーグに加盟するBCリーグの新潟アルビレックスのショートストップの伊藤琉偉。右投げ右打ちの1m80、77キロの大型ショートで阪神、西武など5球団から調査票が届いている。東農大では2年秋からレギュラーだったが単位が足らずに中退。一度は野球をあきらめかけていたが、この5月にチームに加わった。
 巨人、楽天、西武などで参謀を務めた橋上秀樹監督は、「もしドラフトにかかれば、プロの2軍参戦初年度にチームの中心選手がいなくなるので監督としては痛いが、選手に夢を与える存在になって欲しい。肩が強く足もある。守りは私がBCリーグで見てきた中で一番。プロでもすぐに通用する。バッティングも癖がなくプロでどれだけ伸びるかが楽しみ。守備はウチから出た横浜DeNAの知野直人より上」と評価している。
 松井氏も、「彼もスピードタイプ。フットワークがよく守備範囲も広い。プロの二遊間は守れなければ使ってもらえないが、ショートに困っているチームにはマッチする」とした。
 投手のロマン枠にあげたのは2人。一人は名城大の変則サイドハンドの松本凌人だ。打者に一度、背中を見せてから、真横から投げ込んでくる。最速は153キロで、スプリット、カット、スライダーを操り、1年の秋からストッパーとして起用され、今秋も15試合に登板して防御率は1点台だ。名城大には、もう一人のドラフト候補の岩井俊介がいるが、松井氏は、「2人が同時に指名されるかもしれないね」と見ている。
「サイドのパワーピッチャー。右打者は背中からボールが来るような感覚になるのだろう。ボールに力があり制球力もある。中継ぎタイプだが、プロでの働き場所はある。特定の打者へのキラーとして起用しても面白いのかもしれない」
 そしてもう一人が、四国アイランドリーグplus、徳島インディゴソックスの椎葉剛だ。1m82、91キロの大型右腕。最速は159キロを誇る。島原中央高時代は捕手で社会人のミキハウスに進んで投手に本格転向したが、3年間で結果を残せずに事実上の“戦力外”となり、徳島へ舞台を移して、1年目の今季はリリーバーとして22試合に登板、39イニングに投げて51三振を奪い、防御率2.31の成績を残した。角度のあるストレートに加えて、曲がりの鋭いスライダー、フォークで三振の山を築いた。
「非常に空振り率が高い。ストレートはコンスタントに150キロ前後が出ていて、その球威に独立リーグレベルの打者はついていけていない。まだコントロールに不安定さが残り、そこがプロでの課題にはなるが、まだ21歳という年齢も魅力。どこまで化けるかの将来性も含めて、ドラフトで抑えておきたい投手だ」
 各球団はロマン枠で誰を指名するのか。運命のドラフトはいよいよ明日だ。
(文責・RONSPO編集部)

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