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阪神の岡田監督が1回に森の一塁への打球を巡る審判の裁定に猛抗議
阪神の岡田監督が1回に森の一塁への打球を巡る審判の裁定に猛抗議

「どういうことなんや?」阪神の岡田監督が激怒したオリ森友哉の一塁への打球の判定問題…協議で判定を変更した審判の対応は正しかったのか?

 阪神の38年前の日本一メンバーであるOBで評論家の池田親興氏も「フェアかファウルかの判定を協議して決めることはナンセンス。球審と一塁塁審以外は、見れていないのだから残りの4人の意見など意味がない。つまり協議することがおかしい。審判団が自らリクエストできるルールがあるのだからVTR検証をしてから結論を出すべきだった。テレビの映像を見る限り、ファウルのようにも見えたが、大山は微妙な位置で捕球したのだから、判定が割れた以上、審判団が映像で確認すべき。それなら岡田監督も阪神ファンも納得するだろう。結果的に得点にはつながらなかったが、試合の流れを左右する重要な場面。併殺に終わるのと、あそこから2人の打者と対戦するのでは、のちのちの打順の巡りなどにも影響を与える」と、まったくの正論で審判団の対応に疑問を投げかけた。
 結局、森は見逃しの三振、続くセデーニョも三塁ゴロに倒れ、審判団の判定の影響はなかったが、試合の流れや、巡り合わせに、なんらかの影響を与える可能性のあった審判団の不手際だろう。
 またSNS上では、球審のストライク、ボールの判定についても「ストライクゾーン」というワードがトレンド入りするほど話題になっている。この日は、非常に厳しい判定が続いた。
 4回二死一、二塁で宮城がノイジーに対してカウント2-2から投じた内角球はストライクゾーンを通ったかのように見えたがボールの判定。6回一死から宮城が中野に対してフルカウントから外角低めに投じたストレートもボールと判定されて、四球となり、中嶋監督もベンチで不満気な顔を浮かべた。
 一方の4失点KOされた西も、4回二死から宗に3-1からの外角低めへ投じたシュートをボールと判定され、四球となって首をひねり、続く紅林へのカウント1-1からの微妙な内角球もボールと判定されるなど、厳しい判定が続き、結局、ストライクゾーンに甘く入ったボールを、ことごとく捉えられ、二死から4連打、3失点を許した。
 阪神、オリックスは、共に好投手が揃っているがゆえに球審の見方も厳しくなるのかもしれないが、プロ野球最高峰の戦いで、審判のジャッジが検索トレンド入りするような事態は、決して歓迎されるものではないだろう。
(文責・RONSPO編集部)

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