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大谷翔平は会見で“新妻”田中真美子さんに関する質問を受けた(写真:YONHAP NEWS/アフロ)
大谷翔平は会見で“新妻”田中真美子さんに関する質問を受けた(写真:YONHAP NEWS/アフロ)

「日本のファンは韓国での大谷夫妻の安全を心配している」韓国メディアがド軍ロバーツ監督への“生卵投げつけ事件”の二の舞を危惧する声に注目

 男性は大谷や真美子さんを含めた選手及び家族が到着ロビーを通過した後に、チームの最後にデーブ・ロバーツ監督(51)が姿を現したときに生卵を投げた。幸いにもロバーツ監督には当たらず、その眼前で床に落ちて割れたという。
 同国メディアの『eDaily』は、取り調べに対して「ロバーツ監督を狙ったわけではない。なぜ外国人選手を歓迎しなければいけないのか。気分が悪くなって生卵を投げただけだ」と供述している男性の蛮行を、厳しい論調で報じている。
「警察の捜査によれば、男性は過去に精神科の治療を受けていたという。それでも、もしロバーツ監督に生卵が当たっていえば国際的な恥辱問題に発展するのは避けられなかったし、二度と韓国ではMLBの公式戦は開催されなくなっていただろう」
 別の韓国メディアの『OSEN』は、仁川国際空港での一報を伝え聞いた日本人ファンの反応を「大谷と妻の安全を心配している」と報じた。
 そのなかでは「空港よりはるかに多くの人が集まる高尺スカイドームは安全なのか」や「韓国シリーズを無事に終えて、アメリカへ帰れるように願っている」などといった日本人ファンの声を伝えている。
 男性の拘束はドジャース側にもすでに伝えられている。暴行罪は被害者が望まない場合は罰せられないため、ドジャースの意向次第で釈放されるという。
 同じく会見に出席したロバーツ監督は、しかし、生卵の件にはいっさい言及しなかった。チャーター便の機内で大谷が11時間もの睡眠を取っていたエピソードを明かしながら、エンゼルスからFAで加入した大谷への期待をこう語っている。
「才能に関して言えば、大谷はマイケル・ジョーダンだ。彼はワールドチャンピオンを勝ち取るためにここにいる。彼がジョーダンと同じく偉大なレガシーを残してくれると期待しているし、今回のソウルシリーズはチーム内の絆を深める絶好の機会になる」
 会見を終えたドジャースはさっそく高尺スカイドームでの初練習に臨み、大谷も軽めの調整を行った。17日のキウム・ヒーローズ、18日の韓国代表とのエキシビションマッチを経て、打者として初めて対決するダルビッシュ有(37)が先発する20日のパドレスとの開幕戦へ。野球以外の部分も含めて、大谷へ注がれる視線はますます熱くなっていく。

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