未勝利の佐々木朗希に米メディアから「ブルペンへ戻せ」の声…球種の少なさと1、2回の自責点ゼロ「最適」データ…ロバーツ監督は先発改善を評価して否定も新守護神ディアスIL入りとリンク?
ドジャースの佐々木朗希(24)が19日(日本時間20日)、敵地でのロッキーズ戦に今季4度目の先発マウンドにあがったが、3点のリードを守れず5回途中で3失点降板し、またしても勝ち星を手にできなかった。3年6900万ドル(約110億円)の大型契約でメッツから移籍してきたエドウィン・ディアス(32)がひとつのアウトも取れずに降板し、一夜明けた20日(日本時間21日)、負傷者リスト入りが発表されたたこともあり、米メディアからは「ロウキをブルペンに戻すべき」との声が出始めた。
スプリット主体に配球を切り替えた2巡目につかまる
またジキルとハイドだ。
佐々木はロッキーズ打線の早打ちにも助けられ、ストレートを軸にした組み立てで、立ち上がりを三者凡退に抑え、打者が一巡する3回までゼロを並べた。大谷の51試合連続出塁となるタイムリー二塁打などで3点の援護点ももらった。だが、スプリットを軸にした変化球に配球を切り替えた二巡目につかまった。
4回に守備の乱れや死球もあって一死一、二塁のピンチでTJ・ラムフィールドにタイムリーを許し、5回には先頭のカイル・キャロスに一発を浴び、さらにジェイコブ・マッカーシー、エドワード・ジュリエンに連打を許してアウトを取れないまま同点に追いつかれた。
さらに二死から4番のタイラー・フリーマンの四球を与え、タイムリーを打たれているラムフィールドを迎えたところでロバーツ監督が78球で佐々木に降板を命じた。
映像メディア「Bleed Los: Dodgers & MLB News Podcast」によると、ロバーツ監督は交代理由をこう説明している。
「序盤はアウトをしっかり取れていて効率も良かったと思う。ただ5回に入ってから苦しくなり始めて、そこで流れを止める必要があると感じて(アレックス)ベシアに交代した。本当は5回を投げ切ってほしかったけどあの場面(ラムフィールドの打席)ではアレックスの方が試合をキープできると判断した」
ベシアはロバーツ監督の期待に応え、ラムフィールドをセカンドライナーに打ち取るも、7回から投入したブレイク・トライネンが3失点した。さらに8回からビハインドの展開ながら9日ぶりにテスト登板させた新守護神のディアスがワンナウトも取れずに3失点で降板する悲惨な誤算もあって6-9で敗戦した。
また白星を手にできなかった佐々木の防御率は6.11で6点台を脱出できないまま。それでもロバーツ監督は「改善は見られた。より効率的だったし、必要な場面でゴロを打たせていたしフライアウトも取れていた。全体的には前回より良かった」との評価を与えた。
前出の映像メディアによると、佐々木は「球数少なくイニングは積み重ねていた。途中まで内容も良かったが、3点をとってもらったので、リードを守り切った状態で降りるべきだった」と言い、「1週間の限られた期間の中で、長期的な視点と、次の登板ですぐできることの2つに分けて調整するようにはしている」と説明した。
だが、米メディアの見方は厳しかった。

