未勝利の佐々木朗希に米メディアから「ブルペンへ戻せ」の声…球種の少なさと1、2回の自責点ゼロ「最適」データ…ロバーツ監督は先発改善を評価して否定も新守護神ディアスIL入りとリンク?
ドジャース専門サイト「トゥルーブルー」は「佐々木朗希とエドウィン・ディアスへのさらなる懸念」との見出しを取った記事を配信。MLB公式サイトも「日曜日の敗戦では、オールスタークローザーのエドウィン・ディアスが再び不安を感じさせる投球を見せただけでなく佐々木朗希の“ジェットコースターのような不安定さ”も続いた」と報じた。
「佐々木朗希はブルペンに戻るべきだ」と主張したのは「ロサンゼルスタイムズ」のビル・プラシュケ記者だ。
佐々木は、昨季、先発してスタートしたが、右肩のインピンジメント症候群で戦線を離脱し、復帰後は、ブルペンに配置転換され、終盤からポストシーズンでクローザーとしても素晴らしい投球を見せた。今季は再び先発へ戻ったが、プラシュケ記者は「それが間違いだった」と指摘した。
「彼が最も成功した場所に戻すべきだ。球種の少なさが問題にならず、20球程度で100マイル(約161キロ)を投げ込み、その力でチームを救える場所だ。昨年の10月が示した通り、彼の居場所はブルペンなのだ」
佐々木の先発での問題点は球種の少なさとされる。オフに「カットボール」「シンカー」などの第3、第4の球種習得に取り組んだものの、依然として「投球の75%以上が速球とスプリッターに偏っている」という。
「球種の少なさが問題となるのは、打者が2巡目、3巡目と対戦する中で対応してくる点だ。そのため、短いイニングで全力投球できるブルペンが理にかなっている。また今季の各登板の最初の2イニングでは自責点ゼロであるが、それ以降のイニングですべてを失点(計12失点)を記録している」
つまり1、2イニング限定のリリーフ起用であればピンチ脱出要員として非常に有効な存在になり得るというわけだ。
一夜明けた20日(日本時間21日)、球速の戻らないディアスの負傷者リスト入りが発表された。通称「ネズミ」と呼ばれる「右肘遊離体」が理由。守護神不在のチーム状況を考えても、佐々木のブルペン再転向は、ピタリとあてはまるだろう。
しかし、ロバーツ監督はブルペン再転向に否定的だ。
5月には負傷者リスト入りしているブレイク・スネルが復帰するが、「ブレイクが戻ってきても、ロウキはブルペンには入らない」とロバーツ監督は明言している。
佐々木が雑音を封じ込めるには次の登板で結果を残すしかない。スネルの復帰までそう時間は残されていない。

