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ジェシー“バム”ロドリゲス(左)が井上尚弥が中谷潤人に勝つと予想した(写真・ロイター/アフロ、マッチルーム)
ジェシー“バム”ロドリゲス(左)が井上尚弥が中谷潤人に勝つと予想した(写真・ロイター/アフロ、マッチルーム)

「経験の違いで井上尚弥が中谷潤人に勝つ」5.2東京D決戦後に対戦プランのある”最強王者”バムが直前予想も「中谷にもチャンスがある」と含みを持たせた理由とは?

 バムは、この日、6月13日に米国で行われるWBA世界バンタム級正規王者のアントニオ・バルガス(米国)との世界戦発表会見に出席した。この試合は、2階級上の井上とのスーパーマッチを見据えた最初の一歩だ。
「ファイトハブTV」のインタビューの中でバムはバルガスへの挑戦を「ワクワクしたよ。115ポンド(スーパーフライ級)は少し状況が複雑だった。4団体統一を目指していたけど、IBFは別の2人がタイトル戦(6月6日に日本の愛知で王者のバリド・ガルシアとアンドリュー・モロニーが対戦)をやることになっていた。だから3階級目でいきなり世界戦と言われた時は、本当に興奮した。そういう試合があるからこそ、もっとハードにトレーニングしようと思える」とした上で、こう明かした。
「勝てばさらに階級を上げて別の階級で世界王座を狙う。最終的にはフェザー級(126ポンド)かな。130ポンド(スーパーフェザー級)は少し無理があると思うけど引退間際なら可能かもしれない」
 ただバルガス戦後には、「スーパーフライ級に戻って4団体統一を目指す可能性もある。でもバンタム級の方が良いと感じたら、そのまま118ポンド(バンタム級)に残る」とも口にしている。
 19日にはバムがプロモート契約を更新したマッチルーム社のエディ・ハーン氏が「すでに初期段階の交渉をスタートしている。その試合(井上戦)は避けられない。ボクシング界でも最大級の試合の一つだ」と、井上とバムとのビッグマッチ計画が水面下でスタートしていることを明らかにした。「2、3試合後」とも付け加えている。
 井上陣営の大橋会長は「次の試合しか頭にない」とその話題を封印したが、井上は、Tiktokライブで「スーパーバンタム級でもう1試合やりたい試合がある」と暗にバム戦を熱望していることを示唆した。
 バムも、よほどモンスターとのビッグマッチを熱望しているのだろう。インタビューの中では、敵地となる日本に乗り込んで戦うことさえ口にした。
「もしそう(地元のサンアントニオ)なら最高だけど、日本でやるのも全然いい。日本は大好きだし、何度も行ったことがある。だからサンアントニオでも日本でも、どこでも構わない」
 バムは帝拳ともプロ―モート契約を結んでいる関係があり、度々来日し、兄の元WBA世界スーパーフライ級王者のジョシュア・フランコが井岡一翔(志成)と2023年、2024年に2度対戦した際にも一緒に来日してサポートしている。
 リング誌のパウンド・フォー・パウンドランキングで2位の井上と同4位のバムが激突するスーパーマッチも、井上が中谷に勝ち、そして、バムもバルガスに勝たねば実現しない。
 大橋会長は、この日、「過去最高の出来」との言葉を添えて井上がスパーを打ち上げたことを報告している。

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