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町田が敵地でのACLE決勝で激しい延長の末アル・アハリに0-1で敗れた(写真・AP/アフロ)
町田が敵地でのACLE決勝で激しい延長の末アル・アハリに0-1で敗れた(写真・AP/アフロ)

「決して悪くない展開だったが…」敵地サウジでのACLE決勝で町田が数的優位を生かせず延長の末0-1で敗れて快挙を逃す…決勝ゴールを決めた敵FWは「厳しい試合だった」

直後に中村に代わって投入され、延長前半13分に相馬が左サイドから放ったクロスに反応。192cmの長身を生かし、ファーサイドで頭を合わせるも惜しくも外した森保ジャパン経験者のDF望月ヘンリー海輝が言う。
「無失点で耐え切る時間が続いていたし、決して悪くない展開だったと思うけど、先に相手に点を取られてしまい、そこから盛り返すことができなかった。その意味で相手に上回られてしまった試合だったと思っています」
 大会最優秀ゴールキーパーには、リーグステージを含めて12試合で6失点、クリーンシートが7試合を数えた元日本代表の谷晃生が選出された。これに象徴されるように、Jリーグの戦いから追い求めてきた守備の堅さはアジアの舞台でも証明された。その上で優勝を手にするために必要な要素を、望月は攻撃力だと言い切った。
「この大会を通してゼロでいく試合は多かったし、守備力は割とあったと思う。そこはさらに強化していく必要はあると思いますけど、それよりも攻撃力の部分でもっと相手を上回る得点力を磨いていくことが、優勝するためには必要だと思いました」
 高校サッカー界の強豪・青森山田から異例の転身を遂げた黒田剛監督のもとで、2023シーズンにJ2優勝とJ1昇格の悲願を達成。2024シーズンはJ1で3位に躍進し、昨シーズンは天皇杯を制して初めてタイトルを獲得した。
 迎えた今シーズン。秋春制で昨年9月から行われてきたACLEで、12チームで争われたリーグステージ東地区を首位で突破。サンフレッチェ広島とヴィッセル神戸が姿を消した決勝トーナメントでも堂々の決勝まで勝ち進んだ先で、町田は史上5クラブ目の大会連覇を達成したアル・アハリから明確な課題を突きつけられた。
 それは値千金の決勝ゴールを決めて、大一番でのプレイヤー・オブ・ザ・マッチを獲得したアルブリカンの歓喜の言葉に凝縮されている。
「厳しい試合だった。後半途中で退場者が出た影響で、我々は50分近くも10人で戦い抜いた。その上で勝った。これはどのクラブにもできることではない。ビッグクラブだけが成せる業だ。そして、我々は間違いなくアジアのビッグクラブなんだ」
 帰国後は現時点で3位につけているJ1百年構想リーグ地域リーグラウンドEASTグループの戦いへ再び挑む。さらに秋春制のもとで8月に開幕する2026-27シーズンを含めて、町田はアジアの頂点に立つ姿を目標に加えながら新たな戦いに挑む。

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