亀田京之介がWBA暫定世界戦へ挑む予定だったキルギス大会が中止
「メンタルはズタボロ」亀田京之介のWBA暫定世界戦など組まれた5月23、24日「SAIKOULUSH」キルギス大会が「適切なファイトマネーが担保できず」中止で出場選手が沈痛心境
そしてさらなる懸念がある。
6月6日の「SAIKOULUSH」愛知大会の開催可否だ。
メインはIBF世界フライ級王者の矢吹が同級3位のレネ・カリスト(メキシコ)を迎え討つV2戦で、「SAIKOULUSH」が入札で落としたIBF世界スーパーフライ級王者のウィリバルド・ガルシア・ペレス(メキシコ)と同級3位のアンドリュー・モロニー(豪州)の指名試合、元2階級制覇王者の“悪童”ルイス・ネリ(メキシコ)対元3階級制覇の“問題児”ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)の注目カード、そして“パッキャオ2世”として期待がかかるケネス・ラバー(フィリピン)とマイケル・アンジェレッテイ(米国)とのIBF世界バンタム級挑戦者決定戦という豪華なラインナップが組まれている。
ネリ対カシメロは、当初、4月のキルギス大会で行われる予定だったが、延期となり、この愛知大会に移動した。
ファイトマネーを含む必要経費は、キルギス大会よりもかかる。資金がショートしてキルギス大会を開催できなくなった状況で、果たして約3週間後に迫った興行を実施できるのかという懸念の声が関係者の間から起こっている。
矢吹が所属する緑ジムの松尾敏郎会長のところにも、問い合わせがあり、筆者の取材に「こちらには何の連絡もない。どうなるか心配だが、矢吹は順調に集中してトレーニングを続けているし、矢吹の世界戦だけはやってもらえるものと信じている」との複雑な心境を明かした。
運営側は開催に向けてABEMAに協力を依頼しているそうだが、最悪の事態だけは回避してもらいたい。ただキルギス大会の中止は、井上尚弥と中谷潤人の東京ドーム決戦で盛り上がっている日本のボクシング界に水を差す失態となった。
(文責・本郷陽一/RONSPO、スポーツタイムズ通信社)

