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巨人の阿部監督が仕掛けた1回のギャンブルスタートは裏目に出た(写真・スポーツ報知/アフロ)
巨人の阿部監督が仕掛けた1回のギャンブルスタートは裏目に出た(写真・スポーツ報知/アフロ)

GT戦で究極“駆け引き”!なぜ巨人・阿部監督の1回ギャンブルスタートは阪神・藤川監督の東京ドームの人工芝張り替えを読んだ「勝負の前進守備」の前に不発に終わったのか?

 藤川監督は「三塁側のベンチですから、背中越しに(何を狙っているかの)雰囲気があまり分からないんですよね。それが今1番(打者)でいい機能をしている。狙い球とかそういうのが分かりづらいのでこちらもビックリするような打ち方をしていますね」と、立石の長所を称えた。前出の評論家は「巨人バッテリーの配球ミス」と指摘した。
「立石はバッターボックスでホームから離れて立っている。バッテリーからすれば外角は届かないと考えているのかもしれないが、逆に言えば、内角が苦手なので離れて立っているわけで、実際、1回はインハイのストレートに三振している。でもあの打席は半歩ほどベースに近かった。巨人バッテリーは、2球で追い込み、カウントが1-2となったが、すべて外角球。1球もインコースを使わなかった。立石の意識は、少しベースに寄ったスタンスも含めて外角にしかないのに、大城はそれを察知しなかったのか。藤川監督が言うように立石が、それを感じさせない特徴を持つのかもしれないが、昨日からの数打席でデータは出ているはず。浅野の判断も含めて野球が甘いとしか言いようがない」
 そして6回には継投先が裏目に出た。
 先頭の佐藤にセンター前ヒット打たれ、大山をカットボールで三振に仕留め、左打者の高寺、木浪と続くところで阿部監督は左腕の高梨にスイッチしたのだ。球数は91球。だが、その高梨が高寺、木浪に連打を浴びて、手痛い3点目を失う。結果的に継投ミスとなった。
 前出の評論家はこう指摘した。
「阿部監督は3巡目であることが気になったのだろう、ウィットリーの球質はスピン系ではないので球速が落ちると前に飛ばされる。それがわかっているのか、ストレートの配分も少なくなっていた。ただ大山の打席で152キロは出ていたし、高梨に代わり、一気に球速が落ちると、打者は気持ち的に楽になる。この回は、最後までウィットリーに投げ切らせて良かったと思う」
 村上には、守備のミスによる浅野の二塁打以降、21打者連続でアウトを奪われるなど、あわや準完全試合になりかけるほど手も足も出なかった。泉口は4試合、16打席ヒットがなく、吉川は打率.209で、9回二死一塁で、代打に増田陸を送られた。
「上下に2人も不振の打者がいると打線が切れる。平山の怪我も痛いが、なんとか打線をつなごうとオーダーを変えることが、逆効果となっている。打順はコロコロと変えないほうが、打者はリズムをつかめて復調まで時間はかからない。阿部監督は我慢が必要かもしれない」
 前出の評論家はそう見解を明かした。
 交流戦前最後の試合の先発は巨人が開幕投手のルーキー竹丸、対する阪神は調子が上がってきている才木。投手戦必死のマッチアップだけに巨人が連敗を脱出するには打線の奮起がカギを握りそうだ。

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