ウシクが逆転TKO勝ちもレフェリーのストップの疑惑の声が起きた(写真・ロイター/アフロ)
「八百長じみたクソ試合だ」「ボクシングは腐敗している」ヘビー級3団体王者ウシクがキック王者に11回逆転TKO勝利も「ゴング後」ストップ疑惑が物議を醸して現役格闘家達が怒りの声
また格闘技メディア「Uncrowned」のエグゼクティブ・プロデューサーであるエリック・ジャクソン·も「本当に恥ずべきストップだ。スコアカードも同じくらいひどかった」とポストした。
一方ボクシング界からも疑惑の声があがった。
WBO世界スーパーライト級王者のシャクール・スティーブンソンも「早いストップだ」の意見に「100%同意だよ」とした上で「レフェリーが俺たちから次に起こるはずだったものを盗んだ」と答えた。そして「リマッチだ」とも投稿している。
リング上には、無敗のWBC世界同級暫定王者のアギット・カバエルが上がり、ウシクとの地元ドイツでの対戦をアピールした。だが今回の興行を実現したサウジアラビアの総合娯楽庁のトゥルキ・アルシェイク長官は、「カバエル戦でもいい。オランダでのリコとのリマッチでもいい」と、バンホーベンとの再戦をウシクの次戦の選択肢に加えた。
ウシクは、戸惑った表情を浮かべながら、こう返した。
「準備はできている。閣下(トゥルキ・アルシェイク長官)は私に『再戦を望む』と言った。でも、この男(カバエル)が待っていることも知っている。準備はできている。問題はない。ただ私次第ではなく組織次第。どうなるか見てみましょう」
ウシクは、今回の世界戦を前に「この試合を含めて残り3試合で引退」と衝撃発言を残したが、番狂わせを起こしかけられての疑惑のTKO勝利だっただけに、3試合で終わるわけにはいかなくなったのかもしれない。

