• HOME
  • 記事
  • サッカー
  • アイスランド戦に森保監督が“10分限定”で吉田麻也を起用し”ポスト三笘”の左シャドーに伊東純也を配置する意図はどこにあるのか?
吉田麻也がアイスランド戦で10分限定でスタメン出場する
吉田麻也がアイスランド戦で10分限定でスタメン出場する

アイスランド戦に森保監督が“10分限定”で吉田麻也を起用し”ポスト三笘”の左シャドーに伊東純也を配置する意図はどこにあるのか?

 全部のポジションとは、森保ジャパンの生命線を握る左右のウイングバック及びシャドーの4つを指している。左シャドーとして、左ウイングバックの中村、さらに右シャドーの久保建英(レアル・ソシエダ)や右ウイングバックの堂安律(アイントラハト・フランクフルト)と共存する形に問題ないと伊東は強調した。
「どこで出ても良い準備をしたいし、その中で左シャドーはプレーした経験のあるポジションでもある。左の敬斗(中村)とはスタッド・ランスで長く一緒だったし、プレースタイルだけでなく、どのように動くのかも熟知している。タケを含めて一緒にプレーしてきたメンバーが多いので、シャドーのポジションが右から左へ変わったくらいでは、それほどナーバスになる必要はないと思っている。むしろ(左シャドーのほうが)より多くシュートを打てるかな、と」
 さらにイングランド戦で決勝点を決め、左シャドーのめどがついた直後に、プレミアリーグの試合中に左ハムストリングに重傷を負った三笘への思いも重ねている。
「本人が一番悔しいと思うので、個人的には彼の分まで頑張りたい」
 驚かされたのは吉田の先発起用となる。
 所属クラブの試合日程との兼ね合いで、鎌田大地(クリスタル・パレス)の合流が日本を発つ来月2日にずれ込んだ。その関係でアイスランド戦限定で緊急招集された吉田は、25日から千葉市内で行われてきた国内合宿にフル参加している。
 吉田はPK戦の末にクロアチア代表に敗れ、4度目の挑戦でまたしてもベスト8進出の夢を果たせなかった前回カタール大会を最後に代表から遠ざかっていた。森保監督は約3年半ぶりにサプライズ招集した前キャプテンを最終ラインの一角で先発させた上で、開始10分ほどで別の選手に交代させると明言した。
「まだまだ現役を続ける麻也(吉田)にこういう形で代表に来てもらい、大事な壮行試合でセレモニー的に起用するのは賛否両論があると思う。しかし、W杯で勝つ可能性を1%でも上げるために来てもらった麻也に、プレーをしてもらいたいと思ったのが第一で、そこにもうひとつの理由として麻也への感謝の思いが加わる。いろいろな選手が関わり、日本代表の成長につながってきた。麻也は関わった選手を代表する一人として、ほかの選手たちの思いもピッチに運んできてくれる。このタイミングだからこそ、私から麻也にしてあげられることがいろいろな形で伝わり、W杯で勝つ可能性を高めていけるという思いの中で、明日の麻也のセレモニーを考えさせていただいた」

 

関連記事一覧