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  • 「どのフェザー級世界王者も井上尚弥の転級待ちで試合が決まらない」元2階級制覇王者の亀田和毅が1年以上も再起戦が決まらない理由とは…いとこの亀田京之介からの“挑戦状”は無視?
3年前は仲が良かった亀田和毅と京之介。1年以上試合の空いている和毅の狙いは世界再挑戦だが…
3年前は仲が良かった亀田和毅と京之介。1年以上試合の空いている和毅の狙いは世界再挑戦だが…

「どのフェザー級世界王者も井上尚弥の転級待ちで試合が決まらない」元2階級制覇王者の亀田和毅が1年以上も再起戦が決まらない理由とは…いとこの亀田京之介からの“挑戦状”は無視?

 和毅は昨年5月にIBF世界フェザー級王者のアンジェロ・レオ(米国)に挑むも、1人がドローをつける僅差の0-2判定で敗れて、惜しくも3階級制覇を逃した。その世界戦から1年以上が経過するが、今なお再起戦は決まっていない。
 当初、4月にキルギスで、当時のWBA世界フェザー級暫定王者のミルコ・クエジョ(アルゼンチン)への挑戦が交渉されたが、資金繰りの苦しいLUSHがアドバンスを支払うことができず流れ、大会そのものが延期になったという経緯がある。1年以上試合をしていないにもかかわらずレオ戦の試合内容と過去の実績が評価され、和毅はWBAで3位、IBFで5位にランキングされている。再起戦即、世界再挑戦を目論んでいるが、金平会長は、ある問題が壁となり交渉が進まない現状をこう明かした。
「どのチャンピオンも来年にも転級してくると噂される井上尚弥選手待ちで交渉に応じてくれないんですよ。もしチャンピオンのまま井上尚弥選手の挑戦を受けることになると、もの凄いファイトマネーを手にすることができますからね。今4人のチャンピオンがいますが、誰もが井上尚弥選手を最優先です。ベルトを維持するための指名試合、あるいは、統一戦以外には目もくれない。こちらは常識の範囲のファイトマネーしか用意できませんし、相手からすると和毅に負けてこの先あるかもしれない井上尚弥選手との戦いを逃すわけにはいきませんからね。事情はわかるんですが、困ったもんです」
 現在のフェザー級の王者は、IBFがレオで、WBAがブランドン・フィゲロア(米国)、WBCがブルース・キャリントン(米国)、そしてWBOがフェザー級最強との評価がある長身のラファエル・エスピノサ(メキシコ)。9月にサウジアラビアでエスピノサがフィゲロアと統一戦を行う計画が表面化しているが正式発表には至っていない。エスピノサがレオとの統一戦にターゲットを変えたとの情報も飛び交っている。
 井上は来年2月に名古屋でスーパーフライ級の3団体統一王者のジェシー“バム”ロドリゲス(米国)とのビッグマッチが計画されている。バムは、6月13日にWBA世界バンタム級王者のアントニオ・バルガス(米国)に挑戦し、それを井上戦へのパスポートとする考え。
 井上は、そのバム戦に勝利すると、いよいよ来年中にも日本人初の5階級制覇となるフェザー級へ挑戦すると見られており、現在のフェザー級の4王者は、いずれも“井上待ち”の状況なのだ。
 和毅が世界戦を実現するには指名挑戦権を得るしかない。そのためには上位ランカーとの挑戦者決定戦を実現させるのがひとつの手だが…果たして和毅はどんな選択をするのだろうか。

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