「もう衝動的な決断はしない」C・ロナウドは今大会を最後に“代表”引退するのか…姉は「彼が別れを告げるのはもうすぐだ」…クロアチア“レジェンド”モドリッチは「すぐにすべてがわかる」
ポルトガルのスーパースターのクリスティアーノ・ロナウド(41)に「今大会限りで代表引退」の情報が流れている。姉の妹のカティア・アヴェイロさん(48)がポルトガルのメディアに「彼が別れを告げるのはもうすぐだ。今大会がラストダンス」と明かしたもの。同点PKを決めクロアチアとの物議を醸す激闘を制した後に、ロナウド自身も「もう衝動的な決断はしない」と意味深なコメントを残した。一方、5大会連続出場のクロアチアのルカ・モドリッチ(40)も、地元メディアに代表引退について質問され「すぐにすべてがわかる」と答えている。
「今大会が彼のラストダンスだと信じている」
6大会連続W杯出場のロナウドが決勝トーナメントで初のゴールを決めた。1点を追う後半19分過ぎにコーナーキックからのゴール前の混戦でレナト・ベイガが、後ろからニコラ ブラシッチにつかまれ倒された。一度はゴールキックの判定が下ったが、VARが介入し、ファウルが認められ、ポルトガルにPKが与えられた。
キッカーは有無を言わせずロナウド。一度フェイントを入れ、横へ飛んだキーパーの裏をかき、ど真ん中へ蹴り込んだ。
このPK判定にモドリッチが激怒。さらにオフサイド判定となった幻ゴールがあったものの、ほぼペナルティエリアでボールに触らず、後半36分で途中交代したロナウドがマンオブザマッチに選ばれたことにクロアチアメディアやSNSでは批判の声があがったが、主役は、今大会3ゴール目、W杯通算11ゴール目をマークした41歳のロナウドだった。
実はこの試合の直前にポルトガルの「A Bola」など複数のメディアが、姉のカティア・アヴェイロさんのインタビューを行い、今大会を最後に代表から引退する可能性について報じていた。
「私が持っている情報では、彼は別れを告げます(現役を)続けているうちに楽しんでください。今日は、その別れを告げる日ではありませんが、もうすぐよ」
姉の発言は、代表引退なのか、キャリア引退なのか、紛らわしかった。ロナウドは、これがクラブでのゴールも含めて通算975ゴール目だった。通算1000ゴールにあと25ゴールに迫った。
キャリアの引退タイミングは、その1000ゴールか?との質問に対して、姉のカティア・アヴェイロさんは。「私は代表チームのこと(引退)を言っています。信頼できる情報源から得た情報によると、今回が彼のラストダンスだと信じています」と返した。
ロナウドは、サウジアラビアのアル・ナスルでプレーしているが、姉が示唆した引退は、キャリアの終焉ではなく、代表からの引退というわけだ。4年後は44歳。ただ2030年は、スペイン、ポルトガル、モロッコの3か国の共催で、一部の試合がウルグアイ、アルゼンチン、パラグアイでも行われる大会でロナウドにとっては地元開催となる。4年後でもスキルは落ちない。フィジカル、スピード、スタミナがキープできていれば、参戦したいのが本音ではないだろうか。
姉の発言があっただけに、2-1で勝利したクロアチア戦後には、ポルトガル「Sport TV」に進退問題について聞かれ、こう語った。
「現時点では自分の将来は重要ではない。時間はある。勝っても負けても、家族と話し合って最善の決断をする。もう衝動的な決断はしない。今はすべて落ち着いている。今日はただ、この日を楽しむ時だ」

