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ブラジル戦での佐野海舟の先制ゴールに久保建英も歓喜。リバプールがこの2人に狙いを定めている(写真・アフロ)
ブラジル戦での佐野海舟の先制ゴールに久保建英も歓喜。リバプールがこの2人に狙いを定めている(写真・アフロ)

名門リバプールが久保建英と佐野海舟に興味…移籍金は約111億円になる可能性も…英メディア報道

 マインツへの移籍当初こそブンデスリーガのサッカーに戸惑った佐野はすぐに順応し、最終的にボランチとして2シーズン続けてリーグ戦で全34試合に先発出場。昨シーズンを振り返れば途中交代したのは後半45分に退いたケルンとの第18節だけで、町田や鹿島でも武器とした無尽蔵のスタミナを存分に発揮している。
 ブンデスリーガ全体の個人スタッツに目を向ければ、総走行距離が401.1kmで3位、デュエル勝利総数が362回で2位タイに名を連ねた。最初のシーズンも前者で1位、後者で4位だった。さらにブラジル戦でのゴールに象徴されるように、守備から攻撃へと切り替える速さも身につけた佐野は、現代サッカーに求められる理想のボランチとして、世界最高峰のプレミアリーグへ挑む資格を得たと言っていい。
 リバプールは久保にも興味を示した。
 リバプールの専門メディア『Wilson Cox LFC』は「最優先ターゲットを得られなかった場合の選択肢のひとつ」とした上で「リバプールが「久保の潜在的な移籍契約の条件について問い合わせを行った」と特ダネとして報じた。
「リバプールは右ウイングの選択肢を評価し続けている。久保は最終決定が下される前に検討されている複数の選手の一人であり、背景調査が進行している」
 エジプト代表としてW杯北中米大会を戦っているFWモハメド・サラーが昨シーズン限りで退団したリバプールは、右ウイングの筆頭候補にフランス代表FWブラッドリー・バルコラ(パリ・サンジェルマン)をすえている。同時に獲得に失敗した場合の代替案の検討もされていて、その一環として久保の移籍に伴う条件をレアル・ソシエダに照会したと同メディアは報じたわけだ。
 W杯を戦い終えた米テキサス州ヒューストンから、久保を含めたチームとともに2日に帰国した佐野はしばしの休息に入っている。ブラジルに無念の逆転負けを喫した直後に、自身のインスタグラムを更新した佐野は、ブラジル戦でゴールを決めた直後の写真などとともに、ファン・サポーターへ向けてこんなメッセージを届けている。
「沢山の応援本当にありがとうございました。皆さんの応援に結果で応える事ができず申し訳ないです。まだまだ自分自身足りない部分が沢山です。このチームの一員として戦えたことを誇りに思い、この悔しさを忘れずにもっともっと成長して強くなります」
 悔しさを糧に誓った成長を遂げる舞台が、怪我を悪化させてW杯直前に森保ジャパンを離脱し、代表からの引退も表明した前キャプテンの遠藤航が所属するプレミアリーグの名門リバプールとなるのか。ステップアップへの準備を整えている佐野は心身両面をリフレッシュさせながら、吉報が届く瞬間を待っている。

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