「これは八百長だ」仏エムバペが3分以上待たされPK失敗したアルゼンチン審判“疑惑の措置”がSNSで物議…本人「集中力を失った」と戸惑い“伝説闘将”も「こんなのは正しくない」と激怒
サッカーのW杯北中米大会の準々決勝が9日(日本時間10日)、米ボストンで行われ、フランスがモロッコを2-0で下した。エースのキリアン・エムバペ(27)が先制ゴールを奪うも、前半に5年ぶりにPKを止められるミスを犯していた。アルゼンチン人の主審に3分以上待たされたもので、本人は「集中力を欠いた」と戸惑い、SNSでは「これは八百長だ」と炎上騒ぎに。また元アイルランド代表の“闘将”ロイ・キーン氏(54)も「こんなの正しくない」と激怒の声をあげた。
審判団全員がフランスと対戦可能性が残るアルゼンチン人
終わってみれば優勝候補フランスの快勝だったが、エースのエムバペのPKを巡ってまた疑惑の措置があった。もし負けていたら、大問題に発展するところだった。
物議を醸したシーンは0-0で迎えた前半24分。ドリブルでペナルティエリア内に投入したエムバペがヌサイヌ・マズラウィのスライディングを足に受けて転倒。ホイッスルが鳴った。誰が見てもPKを得たはずだったがVAR判定が入った。
「審判は僕に『PKだ』と言った。だから僕は、確認作業は難しいものなのか?と聞いたんだ。彼は『そうだ』と答えた」
エムバペが試合後に地元放送局M6のインタビューに答えたものだ。
エムバペがボールを置き、準備を始めたが、まだGOサインは出なかった。
「ウスマン・デンベレが僕にボールを渡してくれた。その後、僕がもうPKを蹴るために集中し始めていた時、審判が来て『PKではない』と言ったんだ。もう何が何だかわからなくなった」
それでもエムバペが、もう1度ボールをセットすると、アルゼンチン人の主審は、「やはりPKだ」と言い、「いや、待ってくれ。2分前のプレーで確認する必要がある」と言い、その判断は、二転三転した。
やっとPKが認められたのが3分10秒後だった。
エムバペはフェイントを入れてからゴール右へグラウンダーのシュートを放つも、モロッコのGKに完全に読まれてビッグセーブでストップされた。
エムバペの代表でのPKは、これが16本目だったが、PKに失敗したのは2021年以来、5年ぶり2度目となった。
「そういうことだよ。結局、僕自身が集中を失ってしまったんだ。もちろん、PKを蹴る時にどう集中するかについてはこれまで多くの状況を想定してきた。でも、このような状況は、今まで経験したことがなかった」
エムバペは、後半15分にデジレ・ドゥエのワンタッチの小さなパスに反応してペナルティエリアに入ったところから右足を振り抜き先制ゴールをゴール右上へ突き刺した。得点王争いでアルゼンチンのリオネル・メッシに並ぶ8得点目をマークしたスーパースターでも、PKで3分以上も待たされれば、戸惑い、失敗したのも無理はない。
だがファンは黙っていなかった。

