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バッシングが終わらない韓国のホン・ミョンボ前監督が沈黙を破り緊急声明を出した(写真:新華社/アフロ)
バッシングが終わらない韓国のホン・ミョンボ前監督が沈黙を破り緊急声明を出した(写真:新華社/アフロ)

「逃げたんじゃない。一家の大黒柱として家族を脅迫から守らねば」韓国の洪明甫前監督が突然声明を発表し米国脱出の理由明かす…22日の国会聴聞会には「出席しどんな質問にも答える」

 サッカーのW杯北中米大会でグループステージで敗退して辞任した韓国のホン・ミョンボ前監督(洪明甫、57)が9日、声明文を発表し、辞任会見で質疑を受け付けずに米国へ脱出した理由や、国内で関心を寄せられている22日の国会での聴聞会に出席する意向を明らかにした。韓国メディアは聴聞会の争点が、監督就任時の疑惑や、W杯の戦術やチームの内部分裂などに及ぶと見ている。

 「沈黙を続けることが本当に正しいのか」

 沈黙を破った。
 文書ではあったが、W杯のグループステージを1勝2敗の3位で終え、決勝トーナメントに進出できる上位8チームに残ることができずに辞任し、その後も国内で大バッシングを受けているホン・ミョンボ前監督が自身の洪明甫奨学財団を通じて「国民の皆様へ申し上げること」と題した声明文を発表した。
 韓国メディア「SPORTALKOREA」によると、ホン・ミョンボ前監督は、「韓国サッカーを愛し、応援してくださったすべての国民の皆様に心からお詫び申し上げます。韓国代表監督という重大な責任を担いながらも、ワールドカップで国民の皆様が期待された結果を残すことができませんでした。その結果に対する責任はすべて監督である私にあります」と謝罪した。
 韓国内では辞任会見では1分30秒にメモを読み上げただけで質疑に応じず、ポケットに手を突っ込んだまま会見場を立ち去ったことが「誠意がない」と受け取られ、帰国時にも、報道陣の呼びかけを無視。さらに2日間、韓国に滞在しただけで、米国ロスへ脱出したことが「無責任な態度だ」と批判され、22日に予定されている国会での聴聞会を避けるための渡米だったのではないかとの見方も出ていた。
だが、ホン・ミョンボ前監督は「代表監督を退いた後、国民の皆様にどのような言葉をお伝えすべきか長い間悩んできました。ワールドカップ終了後、私にまず求められたのは結果を受け入れることでした。代表チームの結果は監督である私自身が背負うべきものだと考えていたため、これまで自分の立場について申し上げることができませんでした」と沈黙を守った理由を説明。
「時間が経つにつれ、事実とは異なる内容があたかも事実であるかのように広まり、確認されていない話まで加わるようになりました。何よりも、その過程で代表チームのために献身してくれた選手やスタッフまでもが誤解や憶測の中に置かれている姿を見て、ただ沈黙を続けることが本当に正しいのか改めて考えるようになりました」と今回声明を出した理由を付け加えた。
 また「逃げた」と非難された米国脱出の理由についても、こう説明した。
「米国に滞在したのは、結果から目を背けたり逃げたりするための選択ではありませんでした。当時、私や家族に対する脅迫や身の安全への懸念があり、一家の大黒柱として家族を守らなければならなかったからです。どのような理由があったとしても、監督として果たすべき責任から逃れたり、国民の皆様を避けようとしたりしたことは決してありません」
 家族が滞在するロスへ向かった理由は、側にいて不安を解消すると共に危険から守るためだったという。
 そして韓国の国民の一番の関心事である国会の聴聞会への出席を約束した。
「もし聴聞会が開かれるのであれば、それはワールドカップの結果について国民の皆様に説明する場だと考えています。そうであるならば、その場に立つべき人間は監督である私です。結果に対する責任はすべて監督である私にあります。聴聞会が開かれるのであれば、監督として私が負うべき責任も最後まで私一人で負います。国民の皆様の前で、私が知っている事実はそのままお話しし、いかなる質問からも逃げることはありません」

 

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