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  • 「どちらかに偏った判定をするのでは?」W杯決勝主審は過去に薬物や売春婦のいたパーティーで拘束歴のあるスロベニア人…前大会でアルゼンチンが負けた試合を担当も両国のファンは“賛否論争”
W杯決勝の主審に決まったスロベニアのスラフコ・ヴィンチッチ氏(写真・AP/アフロ)
W杯決勝の主審に決まったスロベニアのスラフコ・ヴィンチッチ氏(写真・AP/アフロ)

「どちらかに偏った判定をするのでは?」W杯決勝主審は過去に薬物や売春婦のいたパーティーで拘束歴のあるスロベニア人…前大会でアルゼンチンが負けた試合を担当も両国のファンは“賛否論争”

 ただ、その過去に加え同氏が2022年の前大会で優勝したアルゼンチンがグループステージのサウジアラビア戦で1-2と敗れた試合で主審を務めていたことや、今年の欧州チャンピオンズリーグ準々決勝のバイエルン・ミュンヘン対レアル・マドリード戦で、レアルのエドゥアルド・カマヴィンガに2枚目のイエローカードを提示して退場させ、レアルが3-4で敗れた試合などもあり、ファンの間ではSNSやネットのコメント欄で物議を醸すことになった。
「無実だったとはいえ、こんな過去のある審判で大丈夫か?」
「アルゼンチンの激しいプレーをこの主審が抑えられるか」
「どちらかに偏った判定をするのではないか」
「アルゼンチンは審判に守られスペインは苛立たされるだろう」
「チャンピオンズリーグのバイエルン戦でカマヴィンガに2枚目のイエローを出して退場させた」
「バルセロナから勝利を奪った審判として有名だ」
 これは前述した今年の欧州チャンピオンズリーグの準々決勝と2022年の同大会グループステージでインテルが1-0でバルセロナを下した試合の中でインテルのディフェンスのハンドがPKにならず、バルサのゴールがハンドを理由に取り消され、試合後、バルセロナ側が「審判に不利な判定を受けた」と強く反発した試合を示す。
 スペインのファンからすれば、レアル・マドリード、バルセロナ=スペイン代表でスペインに不利な判定する審判だとの声だ。
 また一方で「唯一アルゼンチンを裁いた試合はサウジアラビア戦で負けた試合だった。心配すべきはアルゼンチンだ」という声や「少なくとも今回はヨーロッパの審判なんだからスペインファンは試合前から言い訳や負け惜しみはやめろ」とのアルゼンチンファンの声もある。
 今大会では「アルゼンチンが勝つように仕組まれている」との陰謀論が波紋を呼んでいた。決勝トーナメントの2回戦では疑惑の残る判定でゴールを取り消されたエジプトのアッサン・ハッサム監督が「不当な判定だ。おそらく彼らは現W杯王者を大会に残したかったのだろう。アルゼンチンはあらゆるレベルで特別待遇を受けていた」と激怒。エジプトは正式な抗議文をFIFAに提出した。
  準々決勝のスイス戦では、FIFAが今大会から採用した「選手の取り間違い」でVARが介入できる新ルールが適応され、スイスが同点に追いついた直後にFWブリーロ・エンボロにレッドカードが示され退場となり。試合後、ムラト・ヤキン監督は「理解できない。受け入れられない。ルールに試合を壊され審判のミスで敗退させられた」と激怒し、英「ザ・サン」は「どこか釈然としない判定」とし、「12人のアルゼンチンが10人のスイスに勝った」と皮肉を込めて伝えていた。
 スペインのサッカー専門メディア「Football España」はこう記している。
「今すべての注目はヴィンチッチ氏が自身のキャリアで最もプレッシャーのかかる試合をどのようにさばくかに集まっている。この規模の一戦では規律面での対応やVAR介入の判断が必然的に厳しく注視されることになる。世界で最も注目されるサッカー大国の2つが、サッカー界最高の栄誉を懸けて争う試合だからだ」
 注目の決勝は日本時間20日、午前4時にキックオフだ。

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